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約1年の留学を終えた高校生のグループが少し前に帰国しました。
最後の最後まで映画の「ホームアローン」みたいに空港で大騒動になっちゃって、写真撮る時間も話する時間もなかったけど、なんしか無事に日本へ。

昨年の渡航時はコロナが猛威をふるっていて、
バンクーバー到着時から2週間隔離。
隔離場所からオンラインビデオでカナダのナースさんと話しをしながら
PCR検査をするというハードルの高さ。
私もオンライン通訳で入り、PCR検査の要領に関しては暗唱できるようになりました。

学校初日にはカラダが震えるほど緊張した子もいたし、
ホームシックでさめざめと泣いてた子もいたし、
私に「アホ、ボケ、かす」と怒鳴られた子もおりましたw。

初対面のカナダ人のご家庭でホームステイして、
英語での生活が始まり始まり。
土地勘のない初めての場所での家族と離れての生活。
当然、右も左もわからない。
学校でも、もちろん英語での授業。
言ってることがわからない。言いたいことが英語にできない。

こんな荒行を15や16歳のお子達がやり遂げたんやろなと思うと
「みなさん、この子らを褒めたってください!」って街頭で叫びたくなる。
クール&ザ.ギャングの「Cereblation 」が鳴り響く。

何かあったら話したり会ったりしてたけど、
知らないところで流した涙もあったでしょう。
大波にのまれてアップアップしたこともあっただろうし、
冷たい雨の中、トボトボとひとりで歩いたこともあったかもしれません。

昨日、みんなの最終の成績書を日本語に直しながら、
コメントを記入しながら、ひとりひとりのお子達に思いを馳せました。
素晴らしいのは全員、右肩あがりに成績を上げ、
先生からの称賛レベルも上がってたこと。
そこにはみんなが頑張った証がしっかりと刻まれてました。

そして、彼らが獲得したものは英語力だけでなく、
ココロの筋肉も流した涙の分だけ、前を向いて進んだ分だけ、
逞しくしなやかに、しっかりついてるに違いない。

英語も筋肉も使わないとすぐに衰えてしまうから、
これからも今まで以上に頑張ってさらへの向上を目指してほしい。
そして、「自分自身に宿ってる強さ、聡明さ、優しさ、可能性」
を信頼して、やりたいことを存分にやって生きていってもらいたい。
きっとできるから。
もっともっと幸せになるんやでってみんなに伝えたい。

バンクーバーのあるカナダのブリティッシュコロンビア州の留学の
コーディネートとサポートを仕事にしています。
2023年度開始の留学の無料カウンセリングをしています。
ご希望の方は下記サイトのお問い合わせからお知らせいただけますか。


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