大学合格までの道のり(3)高2終わり~高3はじめ

・進路選択

 高2の冬ころ、高校の部活のOBの先輩が、名古屋大学の交響楽団(いわゆるオケ)に所属していると聞き、興味を持ちました。ちょうどその頃、中学で一緒にホルンを吹いていたちかこちゃん(仮称)と春日井の小さなオケで初めて演奏をしたので、オーケストラというものに興味があったのです。あと、当時父親が一時的に失業し、大学に行くなら奨学金を借りて国公立に行くしかない、という厳しい状況だったので、選択肢が名大または愛知県立大学しかありませんでした。(名市大の存在を何故か忘れていた。愛教大は遠い。)ということで、たしか12月くらいに一度見学に行きました。正直言って、オケはマニアックな人ばかりで、話をしていてもわからないことだらけでしたが、とにかくすごい上手で、かっこいいと思いました。そこから、一応名古屋大学を目指すことにしたのだと思います。なので、私の志望動機は「①経済的事情で地元の国公立しか行けないから」「②オーケストラがかっこよかったから」という二点でした。学部の内容とかは二の次でした。あんまり興味がありませんでした。

・受験勉強開始・・・?

 志望大学がうっすら決まったので、受験勉強をはじめた、のだと思いますが、おそらく、特別なことは高2の段階では何もしていませんでした。学校の勉強だけ、ひたすらやっていました。英単語帳も学校配布の謎のやつ。世界史は山川の用語集と教科書と図表だけ。一問一答はやっていなかった。数学もチャートとかじゃなくて、謎のやつ。文法問題集は定番のネクステージを使っていました。化学に関しては、学校のプリントしかやっていませんでした。国語は古文単語と漢文の資料集?みたいなのしかやっていなかったと思います。もしかしたらもっと効率のよい勉強の仕方があったかもしれません。でも、定期テストで90点以上取れて、実力テストでもまあまあ取れていたので、あまり必要を感じませんでした。一応、英語だけは、なんとなく興味があったので、自分の貯金でイーオンに週1通っていましたが、趣味程度の学習でした。そんな感じのまま高3にあがりました。

・定期テストの勉強の仕方

 定期テストでは全教科90点取ることを目標にやっていました。はるか昔のことなので、具体的には思い出せないのですが、以下のような順序でやっていたと思います。

①授業の予習・復習(主に教科書を読むという勉強、ぐちゃぐちゃ書いたりしなかった)

②疑問点は学校の先生に授業のあとに質問してすべて解決する(たぶん一番質問してたと思う)

③テスト範囲内の暗記事項を徹底的に覚える(ノートにまとめて、自分で計画的にテストをしたりした)

④問題集があれば間違えたやつをできるようになるまで繰り返しやる

⑤テストの前までに暗記の弱いところ、苦手な問題などに付箋をつけておく

⑥テストの前には範囲をざっと復習するのと、付箋がついてるところを重点的に確認

あと、絶対にかかさなかったのは、定期テストの復習です。わからなかったところをわからないままにするのは、それまでの努力が水の泡になる、という考え方だったので、できなかった問題を放置したことはありません。

以上のような姿勢で毎回の定期テストでベストを尽くしていました。(授業中の小テストは当然全力でやってた)毎回の定期テストに全力で取り組んでいたことが、受験勉強にかなりプラスに働いたと思います。

・高3はじめ

 旭野高校は部活も盛んな学校だったので、高3の夏まで部活をやる生徒は珍しくありませんでした。私もその一人で、高3の夏の大会までバリバリ参加していました。コンクールの一か月前からはホルンパートの後輩を朝まだ学校が開いていない時間に毎日呼び出し鬼の朝練を行っていました。無意味に外周を走ったりして、気合を入れていました。今考えると頭おかしい。さすがにその頃にはアルバイトはやめていたとは思います。が、まだ、受験を意識した勉強ははじめていませんでした。高3の5月か6月の全統模試では、英語国語がたしか5~6割くらいで、数学が3割しか取れなかったのを覚えています。理科社会もそんなに取れていなかったはず。名古屋大学もD判定かE判定。いや、覚えてないけどE判定かな。焦ったりはまったくしませんでした。それまでの経験で、やればできるっていう自信があったからです。今思えば、成功体験(私の場合はテストでかなりいい順位を取る)を経て得た自信がキーだったのかなと思います。絶対的な自信があったので、受験勉強において、メンタルマネジメントで困ったことはなかったと思います。落ちたらどうしようとかそういうネガティブ思考に陥ったりとかはありませんでした。

高3ではじめた勉強は次の記事に書きます。



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