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入社1年後、転職の決意

こんにちは。
オルカです。
新卒で入社して一年が経過しましたが、この一年の出来事を振り返り、入社直後と一年後の心境の変化を綴りたいと思います。

結論から言うと、、、

『納得がいくことは難しい』と感じさせられた一年でした。


一年前、入社した当時は、
「この会社でたくさん経験を積んで早く一人前の人間になるぞ!」
「ある程度経験を積んだ後は、社内ポストアップ or 転職して年収アップ&ポストアップして、次の会社でさらにスキルを磨いて…」

なんて考えていました。
しかし、それはただの理想でしかなく、現実は甘くないと知ります。

ここで一つ伝えておきたいことがあります。
私は自分で言うのもおかしいですが、かなりの「現実主義」です。
自分の都合の良い状態は全く想定しておらず、恵まれすぎず、恵まれなさすぎない、
あくまで普通の状態を考えていました。
「私の普通」を遥かに超える(ここでは下回る)ことが多く度重なり、仕事や会社、人に対する気持ちがどんどん遠のいていきました。
若干、被害妄想もあるのかもしれませんし、そんなこと大したことじゃないと言われるかもしませんが、不可抗力のたらい回しに「新卒にこの仕打ちはなくないか?」「何か自分が悪い行いでもしたのか」と思ってしまったので、ここに記録しています。


やる気と希望に満ちた入社

入社後、配属プロジェクトへの所属の希望が取られました。
私は希望するプロジェクトを上司へ伝えたところ、上司は希望する同期もいないからと希望プロジェクトの中でも、さらに貴重な分野への配属を進めてくれました。
私は、やる気と希望に満ち満ちていました。

転機①

新卒の身で貴重な経験をさせてもらえるありがたさと緊張で、毎日ドキドキしていました。さあ動き出すぞ!と動き出したすぐに、プロジェクトの立ち上げが中止となりました。
これは、貴重なフェーズだったが故でした。

運がなかっただけ…

希望を特に持たない同期は貴重とは行かないまでも、同ジャンルのプロジェクトに配属され動き出す中、私は社内の宙ぶらりん新卒となるのでした。
上司は「別のプロジェクトになるけど、次のプロジェクトにいつでも行ける、かつ、下積みができる、プロジェクトにしたから、しっかり学んで準備をしておいてね」と言ってくれました。
私を納得させるための言葉なのかもしれませんが、当時の純粋な私はただただ嬉しかったです。
そんな上司のフォローもあって、私は「希望通り行かなかったのはショックだけど、運がなかっただけでまだ次がある」とすぐに切り替えて、残りのプロジェクトへと配属されたのでした。

転機②

上司の言った通り、プロジェクトでの経験は、当初のプロジェクトよりもタイトさはないものの、その分だけ細かく、密度の濃いとなりました。

しかし、これが裏目と出ます。
部署異動です。
半年後の部署異動で、プロジェクトごと別の部署異動、厳密にはプロジェクトのメンバーすらもバラバラにされ、知らないところに放り込まれたわけです。
部署異動では、部署ごとのバランスを取るため、残ったプロジェクトは動かされやすいので、よくあること。
動かしやすいプロジェクトは動かされやすいのでした。
私は部署異動のために動かされやすいプロジェクトに行ったのではない。
伝えていた要望は叶わず、それどころか教わる・教えるの関係すらも白紙になり、やりずらいなんてものじゃありません。

転職の決意

流石に堪えました。仕事のできる上司ですら、孤独感を感じて、社内でジョブチェンジの希望を出すほどです。出せるだけいいですよね、仕事すらろくに教わっていない新卒にできることは、社内で、挨拶をして、雑用を率先してやるくらいのもの。リモートワークだったことが、さらに人間関係の作りにくさに拍車をかけます。

ここで、会社に対する思いや、同期や上司など人に対する思いというのも完全に薄れてしまい、早めに転職しても対して変わらないではないかと思い、本気でTOEICの勉強を始めます。

転機③

入社から9ヶ月の頃、TOEICで650点を取り、遂に希望する分野のプロジェクトへと配属されることとなりました。

同期はもうこんな仕事をしている、私も早く経験を積まなければ!

転職の競争に駆られた私は、会社の同期だけでなく、他の会社の同期の存在すら想定して、必要なスキルや経験を埋めていくことに頭がいっぱいでした。
プロジェクトが動き出すと忙しくなり、目まぐるしい毎日であっという間に時間が過ぎました。
そして、入社から一年がたった時でした。

プロジェクトが中止になる。

3ヶ月間、プロジェクトを立ち上げるために動き、フェーズが次の段階へと動き出していた矢先、行政とのやり取りの中で噛み合わず、プロジェクトは中止、もしくは縮小して進める。
新卒同然の私は即戦力になるわけがなく、私の宙ぶらりん社員が再発しました。
新卒とは言えなくなった今、宙ぶらりんの社員に人権などありません。
この会社では縁がなかったと思い、私は転職活動を始めるのでした。

転職先は必ず複数プロジェクトに属する外資系の会社に絞り、今の職種を最後までやり通すことを考えていました。

最後に

結局、私は会社を辞め、転職でもない道を選びました。
第三の道です。
今回の二転三転した経験が、今後、私の強みとして生きると私は信じて今の道を選びました。

他の社内の同期の話を聞くと、忙しくて辞めたい、辛い、と言った声が多いです。
私は羨ましくて仕方がなかったですが、今の時代、そんな方が多いのかもしれません。

私は、将来、結婚を考えている相手がいます。その相手と2人の間の子供を養っていくためには、20代こそ貴重な時間だと考えています。
20代にがむしゃらに働いて、仕事に生きて、キャリアを築く。
そんな考えを持っていた私には仕事がなく、仕事はほどほどでいいという同期には仕事が来る。
会社単位のマネジメントなのか、単に上司のマネジメントなのか、はたまた運なのか、原因はわからず、行き場を失った負の感情だけが溜まっていくだけで私もその同期も納得できてないわけです。

でも、時間は有限なので、立ち止まるわけには行かないので、自分なりの答えや落とし所を模索しながら進み続けるしかないですよね。

では、また。

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