呪いか魔法か

ちょっと気になってる人から
違国日記を勧められ6巻まで読んだ。

朝ちゃんの苦しさとこの先起こるまだ見ぬ辛さに既視感と寂しさ、辛さを思い出して、漫画のキャラクターだと言うのに
どうかこの先大人になってからあまり辛い思いをしないで欲しいと願った。
これは多分自分に言い聞かせてる気がして普通に辛くなった…しんどい…。

私の母は家事をしっかりしつつパートで働いていた。父は夜勤で居ないこともあったし絶対に母の味方でいる。文句は言うが今も父は母の味方だ。
そんな母が私に「人に迷惑をかけないように」とよく言っていた。私は窓を割ったり学校をサボったり(中学の頃は仮病を使ってよく保健室にいたけど…)先生と喧嘩したりは全くなかったのに言い聞かせられていた。前科なんてないわい!

この「人に迷惑をかけるな」=「人に頼るな」に、じわじわ変換され呪いとなった言葉が爆発した事があった。 母が言った「家族なんだから頼りなさい」という言葉にカチンときて20代前半初めて親と大喧嘩した。
父にもいつも母の味方だろ!とも言った…遅れてきた反抗期。最悪な子どもだったあの時は…

何が言いたいかって話なんですけど、ネタバレなく6巻まで読んだ私の感想は、違国日記は母親の言いつけを守って来た人にとっては苦しい漫画でもある…子どもにとって親の言葉は呪いにも魔法にもなるって再認識した。

早く11巻まで読んで朝ちゃんを見届けたい…あと!槙生さんと笠町さんも気になるよな!!

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