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2023年6月第3週 米国市場決算まとめ

6月20日

FDX /フェデックス /航空貨物輸送

⭕️EPS:実際$4.94 予想$4.87
❌売上高:実際$21.9B 予想$22.66B
前年同期比売上高成長率:-10.2%
ガイダンス:
⭕️2024年通期EPS:実際$15.00-$17.00 予想$14.87

Memo:

エクスプレス分野の売上高は、コンセンサス$10.76Bに対して$10.41B。エクスプレス分野は、世界的な荷動きの減少により業績が悪化したが、経費の減少や米国内の利回りの上昇により一部相殺された。
地上部門は、荷物量の減少、インフラ費用の増加、その他の営業費用の増加により一部相殺されたものの、 主に荷物1個あたりの収入の増加およびコスト削減策により業績が改善した。
貨物部門の業績は、貨物の減少および貨物あたりの重量の減少を主因に減少したが、収益の質の改善により一部相殺された。
同社は、フェデックス フレイトが引き続きコスト削減に注力しており、人員配置を需要に合わせるための第4次一時帰休や、29施設の永久閉鎖計画によるネットワークの最適化によって支えられていると述べている。

調整後の営業利益は、コンセンサスでは16.9億ドル、前年同期では22.3億ドルであったのに対し、当四半期では17.7億ドルとなった。
FDXの営業利益率は8.1%(前年同期9.2%)となりました。営業利益率は、FDXが強力な経費管理を示し、イニシアチブを実行したことにより、今年度最も高い水準となった。
当四半期の業績は、継続的な需要の低迷とコスト上昇によりマイナスの影響を受けたが、コスト削減策と米国内パッケージの歩留まり改善により一部相殺された。

2023年度の買戻し総額は900万株超、年初の発行済株式数の4%。
2023年5月31日現在、既存の株式買戻し権限の下には26億ドルが残っている。

2024年度見通し:
20億ドルの普通株式の買い戻しを見込んでおり、以前に普通株式の年間配当率を10%引き上げて1株当たり5.04ドルにすると発表している。
MTM退職給付会計の調整前のETRは約25%。
設備投資は57億ドルで、車両や施設の近代化、ネットワークの最適化、自動化など、効率を改善するための投資が優先される。


6月22日

DRI /ダーデン・レストランツ /レストラン

⭕️EPS:実際$2.60 予想$2.53
⭕️売上高:実際$2.8B 予想$2.77B
前年同期比売上高成長率:6.4%
ガイダンス:
❌2024年通期売上高:実際$11.5B-$11.6B 予想$11.6B

Memo:

既存店売上高が4.0%増加したことに加え、47店舗の新規出店が寄与し、総売上高は6.4%増の28億ドル。

2024年度見通し:
以下は、ルース・クリスの業績を含む2024年度の通期業績見通しだが、買収に伴う取引・統合関連費用として予想される税引き前約5,500万ドルは含まれていない。

総売上高115億ドルから116億ドル。
既存店売上高成長率2.5%~3.5。
約50店舗の新規出店。
設備投資総額5億5,000万ドルから6億ドル。
総インフレ率3%から4%。
約12%~12.5%の実効税率。
継続事業の調整後希薄化後1株当たり純利益は8.55ドルから8.85ドル(税引き後約0.34ドルのルース・クリス統合関連費用*を除く。
加重平均希薄化後発行済み株式数約1億2,150万株。


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