Walking the stage of the Eighty Years' War
八十年戦争期の舞台になったオランダ・ドイツ・ベルギーの街を旅した旅行記
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#オランダ史
フロニンゲン Groningen オランダ/フロニンゲン ~近代的な駅前に対して、政治の中心部は17世紀の立地と趣そのまま
※ 訪問記は2009年4月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 北東部フロニンゲン州の州都。北の大都市で、強固な要塞都市。現在も大きな街のひとつで、日本でいうと札幌のような立ち位置だと思います。 フロニンゲン州は1579年の「ユトレヒト同盟」のうちの1州でしたが、早くもその翌年の1580年に「レンネンベルフの背信」と呼ばれる出来事により、スペインに帰順します。1590年代、何度か攻囲が試みられて断念が続いた
クレンボルフ Culemborg オランダ/ヘルデルラント ~癒し系伯爵親子のお膝元は、街の形もなんとなくのんびりとしたデザイン
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。八十年戦争に関わる場所を訪れています。一般的な旅行記ではありませんのでご注意ください。 ヘルデルラントのクレンボルフ伯領の街。ヘルデルラントには飛び地のような小さな貴族領地がたくさんありますが、ここもその一つでした。 「クレンボルフ伯」としての単独での称号は、ウィレム一世期のフロリス一世、そしてマウリッツとフレデリク=ヘンドリク期のフロリス二世親子二代だけのものです。その後ヴァルデック伯家に統合されています。現在クレンボルフ伯の称号