Covid-19 備忘録
まえがき
この記事はMitNak氏及び彼が立ち上げた団体Bea;champより学んだ内容を纏めたものになります。下線部はリンク先へ飛べる様になっているので、そちらも是非お立ち寄り下さい。コロナ騒動がきっかけで彼に辿り着き、真の医学の追究者だと、衝撃を受けた。今となっては僕は彼のクルー(彼がそう言ってくれた)として、ここで研究させてもらっている。このX(旧Twitter)の投稿が気に入ったので、彼の言葉をお借りして、始めたいと思う。
インペルダウンに楽園を築くが如くに僅かな幸福を自ら産み出すか、膨大な思索の海に飛び込むか。そこからが各々の判断。
ゴムゴムの実は食べてないけど、小舟ひとつ、僕は海へ出た。
2020年上旬、マスメディアは新型コロナウイルスのニュースに席巻され、恐怖したのを覚えている。色々な犠牲があった、あの時から3年が経った。よく戦ったね、みんなひとりだった。
“コロナはただの風邪だ”なんて言うつもりは無い。
ただの風邪で済んだ方は居た。けど、病が重くなる方を置き去りにしたくない。
コロナ禍
さて、このCovid-19と向き合った3年間に別れを告げるべく、僕の理解するこの病気について話そうと思うのだが、先ずは少しだけ”コロナ禍”の振り返りに付き合って欲しい。
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SARS-Cov-2と名付けられたこのウイルスの始まりは、2019年12月の武漢、発熱や呼吸困難を伴う原因不明のウイルス性肺炎だった。Covid-19が病気の名前で、SARS-Cov-2は新型コロナウイルスの名前。クルーズ船のダイヤモンドプリンセスも話題になったね。
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でた!3蜜と、それにアベノマスク。誰が着けてたんだろう。。マンボウ(蔓延防止)とかもあったね。ついでに、この男の顔も見納めておこう、ファウチくん。アメリカ感染症対策の顔であり、コロナ騒動の主犯の一人と言えるだろう。
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緊急事態宣言は4回にわたって行われた。まとめるとこんな感じらしい。
1回目の緊急事態宣言:2020/4/7(火)~2020/5/25(木)
2回目の緊急事態宣言:2021/1/8(金)~2021/3/21(日)
3回目の緊急事態宣言:2021/4/25(日)~2021/6/20(日)
4回目の緊急事態宣言:2021/7/12(月)~2021/9/30(木)
*沖縄県のみ、2021/6/21~2021/7/11の間も緊急事態宣言が継続
1回目のまん延防止等重点措置:2021/4/5(月)~2021/9/30(木)
2回目のまん延防止等重点措置:2022/1/9(日)~2022/3/21(月)
新型コロナワクチン
2021年からは、新型コロナワクチンが始まった。ファイザー、武田/モデルナ、アストラゼネカ製があって。
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内・海外で多数の研究が精力的に行われています。通常より早いペースで開発が進められており、現在、世界では複数のワクチンが承認され、接種が進められています。日本でも、ファイザー社のワクチンが令和3年2月14日に薬事承認され、同月17日から接種が開始されました。また、モデルナ社ならびにアストラゼネカ社のワクチンが令和3年5月21日に薬事承認され、同月24日からモデルナ社のワクチンの接種が開始されました。アストラゼネカ社のワクチンについては、原則40歳以上の方(ただし、他の新型コロナワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがあり接種できない等、特に必要がある場合は18歳以上の方)を対象に、同年8月3日より予防接種法に基づく接種の対象となりました。
また、令和4年4月19日には武田社のワクチン(ノババックス)が薬事承認され、同年5月25日から予防接種法に基づく接種の対象となりました。
今日は免疫/アレルギーの話じゃないから、ここで細かくは触れないけど、過去にこんな記事を書いた。
”異物を注射すると、抗原抗体反応により免疫複合体(抗原抗体複合体)が作られ、それが病気の原因になる。それ即ち、抗体を作るという行為自体がアウトである。”
という内容だ。
ワクチン関連疾患の病態生理~免疫複合体病について~
The history of the idea of Allergy ~アレルギー概念の歴史~
「抗体が多ければ多いほど良い」と言うかの如く、テレビではとにかく「抗体を作ろう」の一点張り。
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そんなこんなで、2023年9月現在、世の中は「コロナ、もうよくね?」の声が通る様になり、風向きが変わってきたのかな。”マスクファシズム”も終わりを迎え、街中を歩いても、以前の活気が戻った気がする。
まとめると、我々が目指した一般的な解釈は
「Covid-19とは肺炎を引き起こす呼吸器疾患であり、ウイルス感染防御の為にマスクをして、ワクチンを打って抗体を獲得しよう」
だった訳だ。
Covid-19の病態生理
よし、やっと本題。ここからは生理学の視点から、僕が得たCovid-19の話をしよう、先ずは結論。
1.SARS-CoV-2は葉酸と一炭素の代謝をウイルス複製に乗っ取っている。
この事による、
Covid-19とは、葉酸回路障害であり、特定の集団が持つ遺伝子配列が重症化因子である。
2.ウイルスが引き起こすのは代謝疾患であり、我々が経験する症状はウイルスに対するアレルギー反応である。
先に進むには腎臓の話と、葉酸の話が必要なので、理解しておこう。
腎臓と高血圧とACE
腎臓にはレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAs)という血圧を上昇させる働きがある。
RAAsとは、
①輸入細動脈が腎糸球体に入る直前の血管壁に存在する傍糸球体細胞(糸球体近接細胞、JG細胞)は、血圧低下=循環血流量低下を感受する。
②JG細胞と密接した遠位尿細管細胞は、遠位尿細管内液ナトリウムイオン(Na+)濃度低下=血漿Na+濃度低下を感受する。
①②により、傍糸球体細胞からレニンが分泌され、腎臓へ血液を送る為に血圧を上げる機構である。
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アンジオテンシン変換酵素1(ACE1)の働きは、アンジオテンシンⅠ(AngⅠ)からアンジオテンシンⅡへ変換する。
アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の働きは、AngⅡからAngⅠへ変換する。
いわば、ACE1の暴走(血圧上昇)のブレーキ役がACE2だ。
ACE2は肺や気管支などの呼吸器、心臓、消化器、精巣(ライジッヒ細胞、セルトリ細胞)に存在する。
SARS-Cov-2はこのACE2を受容体とし、細胞へ取り込まれ(エンドサイトーシス)、ウイルス複製後、排出(エクソサイトーシス)される。
感染細胞では、葉酸回路をジャックし、ウイルスが複製増殖される。
葉酸とホモシステイン
Covid-19重症化因子である特定の遺伝子配列とは、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素MTHFR C677T遺伝子多型である。
MTHFRの働きによって、葉酸が活性型葉酸に変換され、活性型葉酸とホモシステイン(Hcy)が出会う事によってメチオニンが誕生する。
メチオニンはリジンと出会う事によって肝臓でカルニチンに合成される。カルニチンは腎臓で再吸収(95%)される。
カルニチンと脂肪酸が出会う事によって、脂肪酸がβ酸化を受け、ミトコンドリアでアセチルCoAに代謝され、クエン酸回路で完全に酸化され、エネルギーとなるATPが誕生する。
ざっくり、「葉酸という栄養素が脂質をエネルギーに変えてるんだな〜」という具合だ。
じゃあ、MTHFR遺伝子多型による葉酸回路に障害があると、どうなるか。
Hcyが増える。
この集団においては、葉酸不足によってメチオニン(Hcy+葉酸+VitB12)、システイン(Hcy+VitB6)の中間代謝物質であるHcyの代謝障害が起こる。
よって血中Hcy濃度が上昇する。
で、ACE2を増加させる原因は、Hcyなんだ。
Hcyが増加すると
・動脈硬化による高血圧
・AngⅡ受容体(AT1受容体)にHcyが結合
上記によりSARS-Cov-2の感染受容体であるACE2が増加する。
種痘
1948年6月30日、日本で予防接種法が導入された。
1948年、社会全体を感染症の脅威から防衛する手段として「予防接種法」が制定されます。 痘そう(天然痘)、百日咳、腸チフスなどの12 疾病が対象とされ、接種を怠った場合は罰則が科せられる「義務接種」として導入されました。
そもそも、MTHFR C677T遺伝子多型の原因は何だ?
ウイルス(ワクチニアウイルス)によるゲノム汚染では無いか、と仮説を立てたい。
Genetic Basis for Adverse Events Following Smallpox Vaccination
天然痘予防接種後の有害事象の遺伝的根拠
どうやら、種痘(天然痘ワクチン)の有害事象がMTHFRと関係しているらしい。
そして、MTHFR C677TとCovid-19死亡の相関は85%だ。
COVID‐19 spreading across world correlates with C677T allele of the methylenetetrahydrofolate reductase (MTHFR) gene prevalence
播種性血管内凝固症候群(DIC)
そろそろ、この病気の本質に迫ろうか。
SARS-Cov-2感染で起こる、特異的疾患は肺炎ではなく播種性血管内凝固症候群(DIC)である。
DICとは、身体のあちこちで血栓が出来てしまう病気だ。
2020年、メディアでも新型コロナウイルス感染症による血栓症が報道されていた。
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そして日本血栓止血学会より、こんな論文が提出された。
今回,重症新型コロナウィルス 2019(Coronavirus disease 2019:COVID-19) 患者の凝固線溶異常について,若干の知見を得たので報告する.症例は6症例で,ICU入室から8日間の経過で血
小板数が10x10°/mm®未満に低下したのは1例のみであった. prothrombin lime-international normalized ratio (PT-INR)は経過を通じて概ね正常で,activated partial thromboplastin time (APTT)は経過中5例で正常上限を上回ったが,1例を除き大きく延長する事は無かった.一方、FDP と D-dimer は経過中,正常上限を超えて推移し,2例は第7病日以降に著明な再上昇を来した.以上より,重症
COVID-19患者は感染症にも関わらず、凝固線溶異常は「線溶抑制型」でなく,あたかも「線溶元
進型」の様相を呈していた.6例中4例が Japanese Association for Acute Medicine criteria (JAAM)
disseminated intravascular coagulation (DIC) 診断基準で DIC と診断され,遺伝子組換え型ヒト可溶性
トロンモジュリン(rhsTM)が投与され,3例が投与終了時点で DICから離脱した.
Covid-19は血液過凝固に起因する血栓症、多臓器不全が問題となる。
MTHFR C677T遺伝子多型×SARS-Cov-2感染により、葉酸回路障害からカルニチン代謝異常が起こると、脂質代謝異常を起こし、活性酸素が細胞膜の脂質を酸化させる過酸化脂質が発生する。
この過酸化脂質が血小板を凝集させ、血栓を作る。
つまるところ、葉酸回路障害が血液凝固を増悪させると考える。
間質性肺炎
新型コロナウイルス感染症は、肺炎を引き起こすウイルスという事から、マスメディアでは新型コロナ肺炎とも呼ばれていた。
これはSARS-Cov-2を接種したアカゲザルが呼吸器疾患を呈したという論文だ。
Respiratory disease in rhesus macaques inoculated with SARS-CoV-2
1.アカゲザルの目、鼻、口、静脈へウイルスを注射し、間質性肺炎を引き起こした。
→この手続きが自然な感染実験ではない。
2.コンタミネーション(科学実験の場における汚染)を防ぐ為に注射に抗菌薬ストレプトマイシンを含んでいた。
→ストレプトマイシン自体に薬剤性肺疾患として間質性肺炎の報告がある。
「微量だから平気」への反論:
この実験で報告された間質性肺炎と、ストレプトマイシンによる間質性肺炎は厳密に区別出来るのか?
3.アカゲザルの体内から検出されたものは、SARS-Cov-2ーIgG複合体である。
これは抗原と抗体の複合体によるⅢ型アレルギー反応である。
肺に入った異物に対する身体の反応を、ウイルスが引き起こしたと言えるだろうか。
上記より
SARS-Cov-2特異的疾患は葉酸回路障害による血栓症であり、間質性肺炎は異物に対する身体の反応である
あとがき
僕はもう、”コロナ”に詳しい顔をした、専門家気取りの高慢なスーツを着た自分を脱ぎ捨てたい。ハミデタ考えを持つ僕を、誰かが褒めてくれるその度に、孤独を感じたから。
持ち合わせは、孤独と弱さだ。変わったのは外の世界だけで、自分は何も変われない。小さい頃に憧れた、スーパーヒーローになる資格は僕には無いみたい。ごめんなさい。何も出来なかった。
僕は今日、この期間の葛藤と少しの知識を片手に、これを君に届けて昇華させる事で、当たり前に存在するはずだった世界をオトナが変えてしまった罪悪感を拭おうとしているんだと思う。
君が特別でくだらない日常を送れますように。
僕の周りの大切な人を守るには、ルールを破らなければならない時が来るかもしれない。気付けば僕はここで戦っていた。こんな冷えていく時代だからこそ、愛が必要なんだと思う。君が笑っていてくれれば、全て解決するんだ。
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