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履歴書を作るときに気をつけるべき5つのポイント

採用関係の仕事をやる中で、通算で2,000枚以上の履歴書を見ていますが、その中で書類審査に通りやすいと思われる履歴書の作り方をまとめてみました。

・PCで作成する
・写真はカラーで
・学歴、職歴は簡潔に
・趣味はほどほどに
・資格は厳選する

PCで作成する

「上手い字の手書き」はポイント高いです。ただ、字が下手なら、PCを使った履歴書が良いと思います。「下手な字の手書き」は読みにくいので、それだけで印象が悪いです。誤字脱字が直してないのも同様ですね。書類選考の段階で落とされるケースが多いです。

写真はカラーで

写真の写りは思ったより重要です。また、白黒は目立たないので、結構不利になります。加えて、ある程度の清潔感があれば良いと思います。なお、写真の補正や加工は、見て結構わかるのに加え、写真と実物が違いすぎると、面接で落ちるケースもあります。

学歴、職歴は簡潔に

学歴は若い順番に書くと読みやすいです。たまに逆の人がいるので困ります。また、転職の場合の職歴は多いなら簡潔に書くのがオススメです。多いと見にくいだけです。

あと、職歴の中断期間はやっぱり気になります。特に今、現在働いてないと「なんか問題があるのでは?」と思いがちです。中断期間もプラスの理由があるならば良いです。(留学や資格試験取得のための勉強など)

趣味はほどほどに

趣味は書きすぎないのが良いです。趣味を書いてもらう理由としては、人格(人柄)が見たいだけなので。趣味について質問があった際に、ある程度答えられるとベターです。逆に言うと、自分自身があまり語れない趣味は書かない方が良いです。

一方、志望動機の部分は重要です。書かないと「何で応募したのか?」が分からないので。

資格は厳選する

応募職種に関係のない資格をだらだら書くのは逆効果です。見るのが面倒なだけですので。逆に運転免許のみという方が、いっそすがすがしいです。

あと営業に応募しているのに、弁護士やら税理士なんて書いても無意味です。努力は認めるけど、単なるノイズでしかありません。

その他もろもろ

就職・転職サイト等の定型文のコピペも、やめた方が良いです。履歴書をたくさん見てると簡単に分かりますので。また、志望動機は就職先の会社の事を調べて、自分の言葉で書くのが大切です。

企業のHPを見るのは基本中の基本です。まぁ、中にはHPも無い会社もありますが、逆にそのような会社はこれからの時代、危ういと感じます。

その他、ネット検索等をしてみてニュース等になっているか調べるのも良いですね。

また、企業がなぜ人を募集しているのか?今、どういう人が欲しいのか?という事を想像することが必要です。

採用する立場からすると、個人のスキルアップとかキャリアアップを主張されても弱いです。むしろ「あなたの会社は○○が困っていると予想できますが、私はその穴埋めをする事が出来ます!」的な発言があると、かなりポイント高いです。そんな人は100人に1人もいないので、かなりの差別化が出来ますよ。

余談

履歴書って思ったより人格・性格が出るなぁと感じます。

一方、書類選考やWeb面談だけで人を落とすのは、思ったよりも神経が疲労する行為でもありますね。相手の人生を考えると、本当に良かったのかな、と思うこともありますので。

まぁ、箸にも棒にもかからないような履歴書なら、落としても心は痛まないんですけどね(笑)

ともあれ、履歴書ってラブレターに近いですよね。相手のことをきちんと調べて、相手の立場に立って文章が書くことができば、成功する確率が高いと思います。

一方、就職や転職って縁や運もあるので、落とされても落ち込みすぎないのが吉です。これも恋愛と同じですよね。多少は落ち込んでも切り替えて回数を増やせば、いずれあなたに会う会社は見つかると思います。

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