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頭の体操に久しぶりに巡り会った話

読書猿さんのHPで昔のベストセラーを紹介する記事がありました。

この記事をぼんやりと眺めてみたら「頭の体操」という文字を見つました。「頭の体操」とは多湖輝さんが書いたパズル本で、1ページの問題があり、その裏に1ページの答えがある、という構成の本で、1冊にひたすらパズルが組み込んである作品ですね。

上記HPによると、1巻~3巻が昭和42年のベストセラーだったようです。懐かしくなってネットで頭の体操を調べてみたら、「頭の体操ベスト」なる本を見つけてしまい、懐かしさのあまり脊髄反射で購入しました。


1966年の発売以来、シリーズ累計1200万部のベストセラーとなった『頭の体操』。その全23集・総数約2000問のなかから、究極の100問をセレクト。さまざまなタイプの問題を解くたびに、思考力がつき、創造性が生まれる。日本人の脳を刺激し続けてきた名著が、新たな1冊になって登場!

個人的に頭の体操シリーズは小学生の頃の愛読書で、10冊以上は持っていました。トリッキーな問題と衝撃を受ける答えはインパクトが大きく、きちんと頭を使えば分かる答えから、こんなの分かるか!という答えまで玉石混淆で、その雑多な発想とアイデアが非常に楽しかったです。

今作はベストということで、過去の問題が集まっているのですが、私自身、過去のシリーズを繰り返し読んでいたので覚えている問題も結構多かったです。ただ、すっかり忘れている問題や知らない問題に対しては殆ど回答できず「ああ、頭が固くなっているな」と思わされた1冊でした。

ともあれ、一読して久しぶりに「頭の体操」の世界に入れて嬉しかったです。今の自分の思考の一端を担っているシリーズだと再認識できました。あと昔の自分に出会えた感覚もあって嬉しかったです。また、忘れた頃に読み返したいな、と思いました

多湖輝さんといえばゲームのレイトン教授シリーズの監修をしていたことでも有名ですよね。個人的には初期3部作は大好きで、嬉々として遊んだのを思い出します。久しぶりにパズルゲームを遊びたいな、とそんな事を考えたりしました。

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