株式会社オレンジ・ロケット

民間でロケット開発を行うベンチャー企業です。現在は、アメリカのブラックロック砂漠で市販の固体燃料を使ったロケットの打ち上げと、液体窒素とお湯を使ったコールドエンジンという独自のエンジン開発を行っています。

株式会社オレンジ・ロケット

民間でロケット開発を行うベンチャー企業です。現在は、アメリカのブラックロック砂漠で市販の固体燃料を使ったロケットの打ち上げと、液体窒素とお湯を使ったコールドエンジンという独自のエンジン開発を行っています。

最近の記事

無線機の長距離通信実験

 砂漠で打ち上げるロケットは高度4km程度まで到達するため、肉眼で追うのは困難。まっすぐ打ち上げても風で流されて、射場から3~5kmほど離れます。そのため、ロケットにGPSを搭載し、無線機でGPSの情報を射場に送信します。無線機の電波が遠くまで届くかどうかの実験を筑波山頂とその麓で行いました。  実験を行ったのは2020年12月26日、天気は快晴でした。参加した5名のうち3名が山頂へ、2名が麓にいて山頂からの信号を受信します。山登り組はつつじが丘駐車場(標高529m)から、

    • パラシュートの自作と展開実験

      ロケットに使うパラシュートを自作してみました。パラシュートの材料は市販の不織布製防草シートです。これを対角する頂点の間隔が1mとなるようにはさみで切断し、頂点の位置にハトメ金具を取り付けます。各ハトメ金具に長さ2~2.5mのナイロン製の紐を取り付けて完成です。ナイロン製のパラシュートは通常中央にスピルホールという空気を抜かすための穴を設けるのですが、不織布は空気を通すのでスピルホールを設ける必要はありません。 このようにして作ったパラシュートの展開実験を㈱植松電機の協力のも