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仰天のボルテッカーの気になるカード達2

こんにちは。トリオン派のウィッチャーです。
先週の金曜日、仰天のボルテッカーに収録されるサポートカードの一部が発表されました。
今回お披露目されたのはガラルのチャンピオン ダンデ、美しい水タイプのジムリーダー ルリナ、可愛い格闘タイプのジムリーダー サイトウの3枚です。いずれも人気のキャラクターであり、効果もそれぞれで気になるカードですが、今回は最も汎用性の高そうなダンデについて掘り下げていきたいと思います。

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効果

この番、自分のポケモンの使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。

効果はいたってシンプルで、相手のバトルポケモンへのダメージを増加させるものです。相手のバトルポケモン限定なので、ウッウVやアーゴヨンGXでベンチのクロバットVを狙ってもきぜつさせることはできないので要注意になります。

これまでもう少し火力がほしいな思っていたポケモンのワザに30点を追加できるので、ダンデを使うポケモンによっては、非常に有効なカードになる可能性があります。

ダンデをデッキに入れる際に考えたいこと

ダンデを使うことを検討する際に考えたい、注意したい点をいくつか挙げていきたいと思います。

ダンデを使う際に注意したい1つ目の要素は、ダンデがサポートカードであるという点です。皆さんもご存じの通り、ポケモンカードでは基本的に1ターンに1枚しかサポートカードを使うことができません。ダンデにはカードをドローする効果がついていないので、少し違う角度からダンデというカードを眺めてみると、デッキを回すという点ではブレーキになってしまうカードになります。サポートカードには博士の研究やマリィといった優秀なドロー効果を持ったカードがありますから、ダンデの効果が強力だからといって3枚や4枚もデッキに投入するべきかはよく考えなければいけません。

例えば、リザードンVMAXを例に挙げてみます。
リザードンVMAXのキョダイゴクエンの打点は300、ダンデを使うことでほぼすべてのVMAXポケモンをきぜつさせることが可能になります。さらにガラルジグザグマのかんしゃくヘッドなどと合わせれば、環境に君臨するムゲンダイナVMAXをも1ターンできぜつさせることが可能です。
しかしリザードンVMAXにおいては、ダンデを使えるのかという点が問題になります。

リザードンVMAXのキョダイゴクエンの要求エネルギーは炎炎炎無無の5つと重く、その要求を満たすために様ざまな工夫がデッキに施されます。
1つ目はトリプル加速エネルギーの採用、2つ目は溶接工の採用になります。そしてこの2つがゲーム中のダンデの使用に障害となってしまいます。
リザードンVMAXのキョダイゴクエンを撃つ際は、溶接工を使ってほのおエネルギーを2つつけることが多いので、溶接工を使ったターンはダンデを使うことはできません。またトリプル加速エネルギーを使う場合でも、ダンデとトリプル加速エネルギーが都合よく手札に揃うのは難しいのではないかという点になります。今回は例としてリザードンVMAXを取り上げましたが、ダンデを採用する際、このような問題を検討する必要があるのです。

ダンデをデッキに入れる際に考えたいこと2

ダンデを使う際に注意したい2つ目の要素は、ダンデを使ってどのポケモンを倒したいのかを明確にするべきという点になります。

打点を30増加させることのできる効果は確かに強力ですが、打点を30上げた結果として、相手のポケモンを倒すための確定数が変わらなければ意味がありません。特に考慮したいのは、環境に君臨する三神のHP280を突破できるかという点と、ムゲンダイナVMAXのHP340を突破できるかが重要になってくるでしょう。時点でザシアンVのHP220を突破できるかも検討の対象になると思います。ムゲンダイナVMAXや三神に限らず、デッキによって突破したい相手がいると思いますので、ダンデを使うことでターゲット対する確定数が変わるのかどうかを判断して採用したいところです。

ダンデが及ぼす影響

ダンデの収録によって、多くのポケモンが少し足らなかった火力を補うことができるようになります。そうなるとダンデを使われる側の視点に経って考えることも大事になります。例えばデッキに採用するポケモンのHPに気を遣わなくてはなりません。
環境に君臨する三神ザシアンデッキを引き合いに出してみましょう。
三神のアルティメットレイの打点は150になります。ここにオルタージェネシスとダンデが加わることで打点は210にまで上昇します。210という打点は、ほぼ全てのVポケモンを一撃できぜつさせることのできるラインになるので、HP210以下のポケモン採用を慎重に検討しなくてはならなくなります。VMAXのないVポケモンならば、タフネスマントの採用も良いでしょう。
また、ザシアンV のブレイブキャリバーはオルタージェネシスとダンデを合わせて290に到達するので、三神を含むほとんどのTAG TEAMをきぜつさせることができるようになります。デッキの核となることの多いTAG TEAMを採用しないというは難しいので、おおきなおまもりのような耐久力を上げるカードを厚く採用する必要がでてくるのではないでしょうか。

まとめ

ダンデがカードプールに加わることで、要所でダンデ込みのワザを撃たれる前提でデッキを構築したり立ち回ったりする必要が出てくるのではないかと思います。しかしながら、ダンデをデッキに組み込めるのか、組み込めたとして1試合でダンデを使うことができる蓋然性はどれほどのものなのかは難しい部分があることも予想されます。ダンデというカードが環境にどれほどの影響を与えるようになるのか、仰天のボルテッカーの発売日が楽しみです。

最後に

最後まで読んでくださりありがとうざいます。
今回は新しく登場するカードからダンデを取り上げてみました。
せっかくなので、今後はルリナやサイトウの記事も書ければと考えております。

改めまして、最後まで読んでくださりありがとうございました。


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