「人生100年。これからの時代の『心と身体のウエルビーイング』について話そう」幸福学・前野教授シンポジウムレポート

2020/02/09 幸福学で有名な前野隆司教授と産業医(元外科医)の佐野正行先生によるシンポジウムが慶應義塾大学(日吉キャンパス)にて行われ、参加してきました!

到着早々、「幸福度診断」なるものを全員で受ける。私はこの会場の中では、幸せ度数がどうやら高いようだ。(赤が私。青は会場平均)

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ちなみに無料で受けられます!ご興味ある方は下記からぜひ。

https://well-being-circle.com

幸福度診断終了後は、前野教授パートスタート。

幸せな人とはどんな人なのか?

〜幸福度が高い人〜

・こういう外部のイベントに参加している人(やってみようという活力がある)

・幸せを意識せず、物事に対して一生懸命生きている人

・自己肯定感が高い人

〜幸福度が低い人〜

・幸せになりたいことばかり考えている人

・人と比べすぎる人

子供がいないから不幸せなんてことはない。子供がいないほうが幸せ度数が高いというデータもある。みんな素敵に生きているのに、相手を羨んでいるばかりである。日本は世界的に見ても自己肯定感が低い。

例えば、前野さんの奥様がアメリカで見た光景では、アメリカ人のお母さんが子供がコケたら「Goodjob!」。日本人だったら「走っちゃダメでしょ」「ほら焦るからコケる。。」と否定気味になってしまうことも多い。
海外では自己肯定感を高める声掛けをしている。

「幸福度診断」の結果と結果の受け止め方について

グラフの大きさ、数値などを他人と比べて一喜一憂しない。大切なのは、自分の幸せのかたちを知ること。何が足りないかを知り、違う結果を持つ他人と助け合うといいチームになるかもしれないとのこと。
幸せな人は利他的な人が多い。そういう人が増えて行けば戦争がなくなるのにね、と仰っていた。

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前野教授から幸せになるためのアドバイス

★やらされ感や否定されると良くない
・強みを伸ばすと良い
・強みを活かしていくのが良い
★幸せは伝染する。不幸も伝染する。人を憎むより、自分の幸せ・心の平穏を実現すること。

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前野先生はしきりに「自己肯定感を高める」「行動が大事」「他人と比較しない」と仰っていました!図々しいぐらいの人のほうが幸せらしい。

産業医佐野先生パート!

佐野先生は元々外科医。外科医の仕事=「手術をすること」。ただし、それは当たり前で、先生は外科医の仕事=「患者さんと話をすること」と考え、継続的なコミュニケーションを通じて、信頼と最適な医療を提供していたそう。

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コミュニケーションについて学び始めた佐野先生は、WebやSEOについても学び始めたことで、医師以外の知人が増え、世界が広がったのだとか。

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信頼してる人じゃないと言うことを聞いてもらえない。ふむふむ。

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信用と信頼の違い。改めて整理していただくと意味が全然違うなぁ。

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信頼できる人に相談して、素直に行動する!またここでも行動が。

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キャリアコンサルタントとしても、繋がる部分はありそう。

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「素直に行動する」。たまに反抗してしまう私、素直に受け入れて実行していこう。

強みを見つける

ストレングスファインダーが有名だけれど、VIA-IS(Values in Action Inventory of Strength)なるもののトークもありました。ストレングスファインダーと結果の出方は一緒のような。あとで私も受けてみようかな。

VIA-IS https://via強みテスト.com/?via-is&gclid=CjwKCAiA1fnxBRBBEiwAVUouUvmyNn3sS318htxNkck8vcAvky125Lb9H2jkDX2_hqQfCcmuolpvPBoCvUwQAvD_BwE

感想

幸せに生きるには、他人と比べすぎず自己肯定感高く楽しく生きていくのが良いのかなと感じました。(小並感) 産業医佐野先生パートはキャリアコンサルタントとしての振る舞いにおいて、学ぶところがありました。「信頼されなければ、話を聞いてもらえない」「双方向の気持ちを大事にする」。お二人とも共通していたのは、「信頼できる人に相談して、素直に行動すること」。私は相談をかなり意識しないとできない人間なので、これは今後意識していきたいなと思いました。

拙くて恐縮ですがお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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