言の葉紡ぐ【他チームと差をつけろ!】

MC回第三弾は攻めたタイトルです。差をつけるとは言いますが、どれが良くてどれがダメと優劣をつけるのではなく、たくさんのチームの中でより際立つものにするという意味合いなので怒らないでください。

模倣もいいですが、やはり創造に喜びを見出し、自分なりのスタイルを確立したいと考える人はそれなりにいると思います。

場数を踏むことであらかたできるようになりますが、一応私なりの方法を紹介します。

テーマを掘り下げる。

当たり前といえば当たり前ですが、テーマに即した言葉を集めねばなりません。

手前味噌ながら、過去演舞から

かんしゃら「Alegría(2014)」を例にあげます。

Alegríaはスペイン語で「喜び」を意味します。

喜びから言葉を連想します。

歓喜→祝福→拍手→満足→笑顔

このなかから

「日常で普段使う言葉」を消します。

すると

歓喜 祝福

あたりが残りませんか?

しかもこれらの言葉は意味も伝わりますよね。

ニュースではよく使われる言葉です。

耳馴染みがあり、なおかつ普段遣いをしない言葉。

これがワードとして適切です。

さきほどのワードは実際に使っています。

そんなに言葉が連想できない!

鍛える方法があります。

なぞかけ

です。

なぞかけはお題を設けます。これはできれば日常生活のなかでやるといいです。

電車にいたら、いろんなものが見えて(聴こえて)きます。

つり革 座席 スマホを見る人 音楽を聴く人 寝る人 電気 アナウンス 

なんでもお題にできます。

スマホを見る人にしましょうか。

その人からたくさん言葉を連想しましょう。

夢中 うつむき ゲーム ニュースチェック LINE Twitter フリック入力 没頭 なぞる タップ

このへんにしましょう。

スマホを見る人とかけまして

座頭市とときます。

タップ(ダンス)に夢中になるでしょう。

うまいかどうかはさておき、言葉の連想と繋ぎ合わせはなぞかけがいいですよ。

作品のテーマと自分のテーマをマッチング。

作品にはテーマがありますね。

私の場合はそのテーマを掘り下げた上で自分の中のテーマを設定しています。

作品のテーマだけだとテーマの説明になりがちなので、創作要素をいれるために自分なりのテーマをつくります。

たとえばかんしゃら「The blaze」は

「心いまだ眠らず 煌々と宿る炎はとめどなく 語らいを促し 森と調和し 人の集いを設える 明けぬ夜はない されど語らいをやめる理由もない」

というセリフがありますが、インドア派の私は

「みんなで集まってオールする大学生」

をイメージしました。眠たい目をこすりながら、体力の限り飲んだりしゃべったり…

煌々と宿るは電気をイメージ。煌々と、は光り輝く様。

作品テーマ「The blaze(炎)」との合致が始まります。

光り輝く炎

が完成しました。作品のテーマを下から支えるような感じです。

あとはここは韻を踏み、スピード感を出しています。

静と動がハッキリし、じわじわ動く振りなので、ゆっくり話すところではないと考えました。

ゆっくり話してもいいかもしれませんが、これは好みです。

MCの制作をされる方は一度お試しください。

ぬ。





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