買い物弱者と、その予備軍

私は、こちらの問題について詳しくありません。
おれんじマートを作った社長や上司の方が詳しいです。
(社長のブログをどうぞ。)
それに伴い、下書きを約2ヶ月、ずーーーっと温めていました。
しかし、公開しない限りは問題への認知が増えないので、
私が思うこと、考えること、感じることを書くことにします。

街なかでも買い物難民がいることはご存じでしょうか?
新潟市中央区は、市内でも栄えている地域なのですが、

●近隣スーパーの閉店、撤退
●高齢になり、歩くこと、重い荷物を持つことが難しい
●車を持っていない、運転できない

などの理由から、自由に買い物できないかた実は多くいらっしゃいます。

農村、山間部だけの話ではないのです。

「宅配サービスを使えばいいのに」と思うかもしれません。

でも、それでは満足できないのです。

自分の目で見て
自分の手に取って
自分でお金を払って
買い物をしたい

お客様のそういった気持ちに寄り添って、移動販売に伺い買い物支援をしています。

書いていて気付いたのですが、私の母は買い物弱者予備軍です。
農村、山間部ではありません。
駅まで徒歩5分。
近くの小学校は全校生徒900人ほど。
どんどん住宅が増え、人口も増えているので過疎化は感じていません。

母は運転が不安になり、60過ぎで車を手放しています。
歩いて行ける距離にスーパーがあるので、まだ何とかなっています。
しかし、天気が悪くて買い物を延期したり、天気が良すぎても暑さに負けそうになったり、とにかく天気に左右されます。
手に痛みがあり、重いものは背中に背負います。
肩と首の痛みも強く、痛みが出る日は背負うのが辛かったり、買い物のあと寝込むことも。
また、年を重ねると一つ一つの行動に対する労力が以前と違い、外に出ること自体が億劫になってるようです。
車社会の新潟で車を手放すと、こうやって買い物しづらくなるのかと身近で感じています。
これで近くのスーパーがなくなったら、確実に買い物弱者です。

【買い物弱者】というと思い当たらないかもしれませんが、【買い物弱者予備軍】は意外と身近にいらっしゃるのではないでしょうか?
高齢化、少子化、過疎化が進むにつれ、どんどん増えていくと考えられます。

地域、年齢を問わず、買いたいものが買いやすい世の中にしたい。
そこに、おれんじマートは取り組んでいます。

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