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雷の音になぜ驚くのか?

先日、激しい雷雨でした。
雷が近くまで来てドキドキ。

雷の音に「怖い」と感じるのはナゼなんでしょうね?
私は、とっさに出る無意識の反応に、とても奥深いものを感じています。


子どもの怖がりについて書かれた記事がありました。

この記事の中に「アルバート君と白ネズミの心理学実験」とあるのですが、
これによると、大きな音との組み合わせで恐怖心が作られるそうです。


では、大きな音でビックリすることが「怖い」につながるのはナゼなんでしょう。

とっさに出る無意識の反応の一つに、「痛い」がありますね。
人間の身体は、自分の身を守るために痛みを感じるように出来ていると言われます。
以前、テレビで「痛みを感じない病気」を持つ人のドキュメンタリーを見たことがあります。
先天性無痛症というそうです。
痛みが分からないので、熱い物を触って火傷してしまったり、曲げてはいけない方向に腕を曲げて骨折してしまったりしても、本人はケロッとしているというのです。

「痛い」を感じることで身を守っているように、大きな音でビックリするのは「怖い」によって身を守る、無意識の反応なのでしょうね。


私が子どもの頃、雷の音に対して平気を装っていたのを覚えています。
怖くないもん、といった感じで。
今でもその名残はあり、とっさに平気を装おうとします。
本当は怖いのに。
これも無意識です。
昔、子どもながらに平気を装うことで身を守る必要があったのでしょう。

無意識の反応って奥深いですね。

*あくまで個人的な見解です。

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