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ゲーム開発者が行く名古屋一日満喫ツアー

はじめに

台風も過ぎ去る来たる6/4に関東から名古屋に日帰り旅行を敢行した旅行記になります。ゲーム開発者要素はあるかもしれません、ないかもしれません。
非常にオーソドックスな観光をコンセプトとした旅工程なので名古屋の楽しみ方がわからない、名古屋に観光スポットなんてあるの?という方におすすめの内容です。

旅路

前日までは大幅なダイヤ乱れをしていた東海道新幹線ですがすっかり正常通りの6/4早朝、関東を6時台に出発するのぞみ号に乗りいざ、名古屋に出発です。新横浜発ののぞみ号が3月のダイヤ改正で設定されたのでそれにわざわざ乗ってみようかとも思いましたが臨時便扱いで運行日ではなかったので泣く泣く断念しました。

あっという間に名古屋に到着です。まず名古屋でやらなければいけないことはモーニングを取ることです。飲み物を頼むとなぜかパンとかついてくるサービスです。名古屋駅構内でぴよりんのモーニングを提供しているということで挑戦したかったですが予想通りの大混雑。エスカ地下街にある「リッチ」という喫茶店でモーニングをいただきました。

まごうことなきモーニング

大満足のモーニングを終えて、名鉄を利用して熱田神宮に移動です。熱田神宮へは名鉄利用、JR利用の両手段がありますが駅の近さを考えると圧倒的に名鉄が便利です。

8時台に熱田神宮に到着です。熱田神宮は三種の神器である草薙剣が祀られています。当然平民が見ることなどはできません。参拝自体は24時間できるみたいでした。

熱田神宮の由来から織田信長、徳川家、近現代へとミャクミャクと受け継がれる歴史がパネルになって紹介されていました

一度、境内を出て「きよめ餅総本家」で休憩です。日曜ではあったもののまだ朝の時間帯だったからか貸し切り状態でした。すでに慣れない早起きでヘロヘロだったわけですが饅頭一つでかなり体力回復ができました。
後から気づきましたが神宮内のカフェでもきよめ餅は提供されていたようです。またきしめんを提供するお店も神宮内にあったのでモーニングをスキップしてこちらで朝食を取るのもありだったかもしれません。

きよめ餅

きよめ餅総本家からふたたび神宮内に戻り9時開館の宝物館、草薙館を見学です。

本物の真剣持てます

割りと見どころも多く1時間ほど見学してふたたび名古屋駅に戻ります。田舎に行ってしまうと電車の時間を気にしなければ行けない場面も多々ありますがさすが名古屋名鉄にそんな心配はまったく入りません。

ここからはあおなみ線というJRでもない市営でもない謎の臨海路線に乗って「リニア・鉄道館」に移動です。終点金城ふ頭駅で下車です。リニア館の他にもレゴランドやポートメッセ名古屋があり名古屋の一大観光スポットです。
日曜日お昼前という時間帯でしたがリニア館は比較的ゆったり見学できたかと思います。

JRが運営する主な鉄道博物館はJR東日本の大宮にある「てっぱく(鉄道博物館)」、JR西日本の「京都鉄道博物館」、そしてJR東海の「リニア・鉄道館」になります。
どこの鉄道博物館も大枠の展示概要は同じでそれぞれが保有する車両展示、資料展示、鉄道ジオラマ、子供用スペースといった構成になっています。
(※京都には行ったことありません)

好みは人それぞれですが日本の大動脈である東海道新幹線の歴代車両の数々、そして次世代の大動脈リニア新幹線の展示が一挙に見れるのはJR東海運営の強みではないかと思います。

そして侮ってはいけないないのが鉄道ジオラマになります。東海道新幹線の沿線(東京〜横浜〜静岡〜名古屋〜京都〜大阪)を再現することをコンセプトとした巨大ジオラマになります。
鉄道ジオラマなんてどこの施設のものもそんなに変わりないでしょうと思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。規模が大きいものがいいのかというとそんなこともありません。
限られた空間の中にどれだけ現実の世界を落とし込み虚構のワクワク感を作り出せるかが鍵を握ります。そういった意味ではリニア館のジオラマは横浜にある「原鉄道模型博物館」には及びませんが間違いなく日本屈指のジオラマ展示と言えるでしょう。
最近ではYouTubeに展示の様子がアップされていて雰囲気を味わうことは実際に現地に行かなくてもできるようにはなっています。しかしながらジオラマのワクワク感は縮尺、距離感、奥行き、ジオラマ内で起こっているドラマ、動くものとそうでないものの選択など多くの要素で決まっていて現地に行って肌で感じないと分からないものでもあると思います。

ジオラマ展示の一部

さてジオラマ見学の満足感でいっぱいいっぱいなのでもう帰ってもいいんじゃないかと思いつつも名古屋にはまだまだ巡らなければいけない場所があるので旅は続きます。

金城ふ頭から名古屋駅に戻り昼食です。名古屋といえばひつまぶしですがヨコイのあんかけスパゲッティを選択しました。

ミラカン

自宅でも再現できるようにソースも購入しておきました

さてお腹もいっぱいなのでいよいよ帰りたいところですが旅は続きます。名古屋名物ナナちゃん人形を挟みつつ名古屋駅から一つとなりの栄生駅に移動です。普通しか止まらないようなのでやや注意が必要です。

ナナちゃん

栄生駅からほど近くには世界のトヨタ企業博物館「トヨタ産業技術記念館」があります。トヨタ産業技術記念館では「紡績事業」と「自動車事業」の2部構成になっていてトヨタ凄いよ!な展示内容になっていました。単純な映像やパネル展示だけでなく、実際に工場で使われていた機械類がそのまま運び込まれて展示されているので迫力は満点でした。博物館というよりさながら工場見学のようでした。

ここから再び名古屋駅に戻り、地下鉄を使って名古屋城に移動です。残念ながら入園時間は過ぎていたので名城公園のほうから眺めて終わりです。昔は入れたような気がしますが天守閣内の見学は今はできなくなっているようでした。そして日帰りだと時間的にトヨタ産業技術記念館か名古屋城かの選択が必要になってきます。

そしていよいよ本日の最後名古屋随一の栄えているスポット栄に移動し「テレビ塔」「オアシス21」を見学しました。水が張っている。そんな感想を持ちつつ、ちょうど日も沈み名古屋ってこんなにお洒落だったけかなあな気分になりながらもう何度目か分からない名古屋駅に帰宅です。
さらに20時台のぞみ号に乗り関東まで帰宅しました。

名古屋の超絶おしゃれスポット

まとめ

今回は非常にオーソドックスな工程の名古屋旅を敢行してみました。一日3万歩以上ののんびり旅とはかけ離れた体力限界スパルタ旅になりましたがそれだけ名古屋に見どころも多いということでしょう。存分に名古屋を満喫できた一日になったと思います。

モデルコース

  • (8時台)名古屋駅周辺でモーニング

  • 名鉄: 名古屋駅→神宮前駅

  • (9時台)熱田神宮参拝

  • きよめ餅総本家で休息

  • 名鉄、あおなみ線: 神宮前→名古屋駅→金城ふ頭駅

  • (11時台)「リニア・鉄道館」見学

  • あおなみ線: 金城ふ頭駅→名古屋駅

  • (14時台)名古屋駅周辺で昼食

  • 名鉄: 名古屋駅→栄生駅

  • (15時台)トヨタ産業技術記念館

  • 名鉄、地下鉄: 生栄駅→名古屋駅→名古屋城駅

  • (17時台)名城公園から名古屋城を眺める

  • 徒歩または地下鉄: 名古屋城駅→栄駅

  • (18時台)栄でオアシス21、テレビ塔を見学

  • 地下鉄: 栄駅→名古屋駅

※ もし真似してみたいという方がいましたら体力には十分気をつけて実行してください

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