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技術者に値段を付けることに関する考察

たまには無料noteでも置いておきます。

私も技術者(IT)なのでわかるのですが、本当に技術のことしか知らん、というタイプの人に会うことがあります。そして、私はこんなに技術力があるんだ。こんなことも知っている。あんなこともできる。だから、給料は高いべきだ、そうなるんですね。

でも、いくら脳の中に知識があったって、それでお金が稼げないのなら0円じゃないですかね?。

ロールプレイングゲームで、レベル99で全部の魔法を知っていたからと言って、ずっと街の中に居たらお金もアイテムももらえないですよね。

実際に戦闘に出かけたら、適切なタイミングで技や魔法を使えずに、ちっとも役に立たなかったら意味ないですね。

やっぱり、プロジェクトの売上に対して技術者の技術がどれだけ貢献したかで見るべきじゃないかと思います。逆に、すごく高度な技術を繰り出しても、全然お金がもらえないプロジェクトならいくら貢献しても無意味。

だから、公平性を保つ上でも、技術者であっても売上や利益などの会計の情報は知るべきだと思うんです。そして、その高い技術を使ってどれだけその数字に影響を与えたかで、技術力を測るべき。

もちろん単年度、単月で評価を上下させるのではなく、長期的な視野、長期的な売上推移で考える必要があります。赤字出したって、従業員がお金を差し出すわけではないですから。その分、大幅な黒字を出してもそのままもらえることはない。あまりにもボラティリティが大きすぎると生活に支障がでるから、これをリバランスするのが会社の機能。

ネットには、技術力が高いなら給料も上げろ的な主張をよく見るのですが、それは違うだろうと思うのです。無い袖は振れないですから。稼いで来い、と言う話です。

もっとたくさんの技術者が、お金のことについてもっと興味を持ちますように。そうすれば給与面の不満も減るでしょうし、本当に少ないと思うなら、その技術をもっとお金に変えられる会社に転職もするでしょう。

そのためにこのnote、活かしていきたいです。


いつも読んで頂きありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。