事件はWEB会議で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!
最近思ってること。
結構、厳格に家に籠って、テレワーク&不要不急の外出禁止で、家の中で仕事完結できるぜというタイプの人はいる。
でもさ、青島は「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」って言ってたじゃないですか。
じゃあ今なら、「事件はWEB会議で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」って大いに叫びたい私です。
何かさ、WEB会議使いまくって、時と空間を超越した感じになっている人が偉い人中心に多いように思うんです。
そういう風に錯覚するのはよくわかる。だって便利だもん。
でも、私はすごく違和感が生まれて、7月に入って活動量を増やした。
何だかね、わかんなくなったんですよ。外の世界が。
家の中に軟禁されてて、で、社会に役に立つ何かを作り出すって、無理ですよ無理。その社会が見えないんですもん。
しかもその社会、大きく様変わりしちゃってるじゃないですか。
それに合わせてビジネスを作り出すとして、実際の現場を見に行かずに企画したところで、そんなのがうまく行くと思います?。
どっかのインフルエンサーが、これからはリモートで全部やれるぜって豪語しても、そんなの人間の仕業じゃないですよ。
例えば今の芸能界、完全にクリエイティブな動きが止まっちゃってるでしょ。彼らが想像できないんですよ、生々しい世界を。全部ファンタジーで作っちゃってるから、凡作しかできない。そして彼らはすごく苦しんでいる。
ビジネスマンだって同じです。家の中で思いめぐらしたって、ろくなもんできやしない。
だからね、外に行くべき。
で、この外に行くときの話で、別の議論がある。
①完全テレワーク、不要不出外出禁止で、できるだけ家に居る
②ガイドラインを守りながら、外出を積極的に行う
③無敵だと思って、何でもやっちゃう
で、この①に属する人が、③を批判するのはわかる。でも、②まで批判的なんですよ。
私は②なんですが、私から言わせれば、③はもちろん絶対ダメだけど、①も違うと思うんです。①は正義じゃない。
人間として不自然だと思うんです。生きるということを全うするなら、外に出て現場を見ないと何も生み出せない。何か、①になることがニューノーマルみたいな議論があって、すごく嫌。そんなのをノーマルにしてたまるかってんだ。
また一つ付け加えるなら、②と③のラインもなかなか難しい。やっぱり遠くに旅行するのはGo To Travelキャンペーンには悪いけど、まだ早いかなと。でも、自宅から100キロ圏内に限定したとしても、本当にうろうろするだけで相当な発見がある。メディアが報道していない新しい事実が次々と見つかる。
イノベーションってどこから降ってくるかというと、私の場合は街を歩いて感じたこと、視界の端に移った気になる何か、通勤中にふと思ったこと、いろんな外部刺激の力が相当大きいんです。
最近、完全テレワークになっている企業の仕事が、雑になったり新しい動きが鈍ったりと気になっているんです。やっぱそれ、不自然じゃないのかなあ。
しっかりガイドラインを守って、現場に行こうよ。
いつも読んで頂きありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。