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緊張との付き合い方~わたしの場合

子ども時代から今までを思い返してみたら、そういえば若い頃の方が緊張と戦ってきた。

学校の試験はあまり緊張していなかった。まあ答案を解くことを一人でやればいいので緊張することより問題を解くことの方に気が向き、気にならなかったのだろう。

緊張したと言えば、子どもの頃にやっていた剣道の公式試合のとき。あの独特のスポーツの緊張感は、きっと「人に見られる」ということが契機となっているはずだ。そこでの勝ち負けを人は注目し、勝ちたいと強く思うことと、自分を良く見せたいという欲が重なって、緊張を生んだのだろう。

後は、人見知りということもあり、知らない人と話すのが非常に緊張した。つまりこれは、「他の人に良く思われたい」から始まる緊張だ。目の前に誰も居なきゃ共通して緊張することがないので、人に良く思われたい、は私の緊張を考える上で中心となる。

緊張が生活において不便極まりなかったので、どうすれば緊張から逃れられるかを考えこんだことがある。一番考えたのは高校生の時かな。新しい高校生活に馴染めず、しかも寮に入れられて24時間悩み続け、うーんわからんと思い大学は心理学科を選んだくらいだ。心理学科に行ってもわからんかったけど、この人の心のことを考えることは、結果的に私の今の文筆スタイルにつながっている。お仕事もそうか。人の心を第一に考えるITエンジニアって、なかなか良い感じ。

よく考えたのが「人から良く思われようとしなければいい」だった。まあ確かに。ただこれは、何の意味もない。なぜなら、よく思われたいからだ。食欲とか睡眠欲とかの生理的欲求に近い、社会的欲求みたいなものなので、自分は欲していないのだ!って宣言したところで、自分にウソをついているので緊張からは逃げられない。残念。

じゃあどうすればいいか。

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