無から有を生み出す
私のブログ記事は、ほとんどが何かの記事を読んだり、Twitterを見たりして感じたことから書くことが多いのですが、どうもそれでは生み出すことに苦労することが多くなって。
顕著になったのは、今年から。
クリエーターの表情をテレビで見ていてもわかる。
彼らの表情はどこか暗い。
何かの経験から作品が生まれることって本当に多いのだと思う。
しかし、経験ができづらい世の中になってしまった。
人と人とが交わり合って、経験がクロスし、作品が生まれていく。
経験から作品が生み出せないのであればどうすればいいか。
一つは、作品を生み出すことを止めればいいのかもしれない。
休むのも手だ。
しかし、クリエイターが作品を作ることを止めてしまったら、何者にもなれない。
だから、暗いんだと思う。
私が最近腹を決めたことがあって、ああ、もう何かを作るために、記事を探したりTwitterを見続けたり、トレンドを探したり、なんて作業自体がもう意味をなさなくなっているのでは、ということ。
いろんな人が、おそらく、多分、何もしていない。
経験がクロスしないのに、いくら追いかけたって何も出て来やしない。
さて、だとすると何も作り出せないのか。
実はそんなことはない。
考える、考える、考える。
自分の頭の中で問題を想起し、それについて、考える。
不思議と、作品ができていく。
これって、無から有を生み出している?。
自分と対話し、アウトプットする。
興味を持っていることをインターネットから拾い、情報処理していくことが、自分の強みだった時期があった。
しかし、そのことをする人が、大いに増えた印象がある。
多分、それって、おそらく半自動化できる。出来る人は昔は限られていたけれど、この能力は実は、訓練すれば誰でも身に着けられると思う。
そして、いろんな人が訓練したのだ。
しかも、家に居る時間が長くなって、その人口も増えている。
この分野は、もう離れるべきときなんだろう。
ここからしばらくは、自分との対話を中心に作品を作っていきたい。
いつも読んで頂きありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。