地面師たち
大根仁さんの作品が好き。
おそらくモテキの頃に知り、以来ずっと注目している。理由を問われても上手く言葉で説明できない。けど好き。
なのでNetflixで「地面師たち」が配信されることを心待ちにしていた。
たぶん見始めたらイッキ見だろう。見始めたらすぐに終わってしまう。それはなんだか惜しい。楽しみは後にとっておこうか・・。素直にすぐに観ればいいものをそんな謎心境と葛藤した後、配信日から1週間後くらいに、もう我慢できない!という気持ちで観た。何をしているんだ、いったい。。
やはり、イッキ見してしまった。止まらないんだもの。あっという間だった。もっと長くてもいいのよと思った。
感想(あまりネタバレしないように・・)
さっきも書いたけど、イッキ見したしあっという間だった。ずっとハラハラドキドキな緊張感の中、途中でだれるような箇所もゼロな全7話。
巨額の詐欺を行う地面師たち。明らかに彼らは犯罪者。悪者。地面師たちのせいで人生詰んじゃう人や死人もゴロゴロ出てくる。それなのに、地面師たちが窮した際、応援している自分がいるのよね。バレるな!とか、捕まるな!って思っちゃってた。不思議。
ふと思い出したのはオーシャンズ11。あの時も泥棒たちを応援してたなぁ。
キャスト陣の演技合戦もめちゃくちゃよかった。綾野剛の経年による表情の違いとか、あと印象に残ってるのはリリーさんのあのシーンの時の表情。
続きが気になるわけだからイッキ見しちゃったのだけど、そしてNetflixにはエピソード間で「イントロをスキップ」することが出来るんだけど、この作品においては全話イントロを毎回観た。それは音楽のせい。卓球さんの劇伴が凄くよかった。不穏で緊張感あって、そしてかっこいい。
エピソード毎の感想
この作品は全部で7話。(1話37分~66分)
大根さんのインスタに全7話のサブタイトルが投稿されていたので勝手に引用させてもらいつつ、1話ごと感想を箇条書きに。
Ep#1 「じめんしってなぁに?^_^」
- 地面師ってこういうひとたちなのね
- スーパーはライフです
- なりすまし役のおじいさんが、俳優さんとは思えない程、なりすまし役のおじいさん
- 大型ディールが決まると、”色”に走る PART1 真木社長(駿河太郎)編
- 劇伴かっこいー
Ep#2「ロケ地がリッチでニッチで、彼女はビッチなのだ!」
- 多額の詐欺にあうは、週刊誌沙汰になるはで暴れるマイクホームズ真木社長(駿河太郎)が愛人に「死ね!」って言ったw
- 辰さん(リリーフランキー)と倉持(池田エライザ)のやりとりがこの作品唯一のオアシス
- 青柳(山本耕史)は昭和の世界から来たの?不動産関係ってああなの?
- 拓海(綾野剛)の地面師前、地面師時代の顔の表情の違いがすごい
- オロチ(アントニー)の空気の読めない才能のすごさよ
Ep#3「綾乃剛担当の皆様、お待たせしました!」
- ルイヴィトーン!と叫ぶ竹下(北村一輝)。いったい、あれは、何?w
- 林(マキタスポーツ)にまばたきを止める方法を教えてもらいたい
Ep#4「オレはよぉ、こういうのが撮りたくて、監督っていうクソめんどくせえ仕事をやってんのよ」
- ハリソン山中(トヨエツ)にあんな話をされては、ダイ・ハード見直すよね
- なぜそのタイミングで股間を握りしめるんだ、青柳(山本耕史)
- 辰さん(リリーさん)のあの表情は、どんな風に撮影したのかなぁ?まさかのダイ・ハードと同じ?
Ep#5「青柳さんと須永さんって大学ラグビーのライバルで、試合中に金玉蹴り合って退場になったらしいよ」
- 情報屋久保田(オクイシュージ)の目がヤバい
- ウイスキーを語るハリソン(トヨエツ)、あーゆうインテリなうんちくを急に語りだす悪者像って、ブラックリストのレッドを思い出す。すごく似てる。
Ep#6「小池栄子芸能界最強プレイヤー説」
- 小池栄子芸能界最強プレイヤー説w
- もっともフィジカルで、もっともプリミティブで、そしてもっともフェティッシュなやり方でいかせて頂きます
- ハリソン(トヨエツ)がスーツにウェスタンブーツな訳
- もうええでしょう?
- オロチィーーー!
Ep#7「そして誰もいなくなったわけではない」
- 小池栄子芸能界最強プレイヤー説アゲイン
- 大型ディールが決まると、”色”に走る PART2 青柳(山本耕史)編
- 猟に始まり、猟に終わる
- エンドクレジットに猫ちゃんたちの名前が!
その他色々
音楽
イントロスキップが出来なかった曲たちはこちら
原作のこと
ドラマを見終えて、原作も気になって読んでみた。そしてこれもイッキ読みだった。ドラマから本だったので、ドラマのキャスト陣が想像の中で動き回ってる感じだった。もし本からドラマだったらまた少し違った情景が見られたのかなぁ。
映像化するにあたって、本から足したもの、引いたもの、変えたものがあってその作りこみ方をどのような背景、理由で行ったのか聞いてみたい。
原作を読み終えて、その続編が最近発売されたことを知った。もちろん読むつもり。
ダイ・ハード
これは観た人にしか伝わらないのだけど、ダイ・ハードの製作におけるとあるエピソードとそのシーンが結構印象深くて。すっかり忘れちゃっていたので、ダイ・ハードも見直し、そしてダイ・ハード製作に関するドキュメンタリーも見てしまったわよ。
最後に、宣伝系の動画も充実してたので貼っておきます
いやぁ、、おもしろかったなぁ。シーズン2作ってくれないかなぁ。
「もう、ええでしょう」とは言わないでそこをなんとか。
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