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在宅クリニックチームをエンパワメントするコミュニティナース、加藤公恵

看護師でありながら、
そのフィールドは地域住民の「暮らしの身近な場所」で、
人と繋がり、街を元気にする、のがコミュニティナース。
医療機関ではない場所で活躍しているコミュニティナースが多い。 https://community-nurse.jp/cn

でも、こんな医療機関のこんな居場所でこんな活動しているコミュニティナースもいます。

オレンジホームケアクリニック9年目の加藤公恵(コミュニティナース5期)

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在宅医療は、医学的な正解を第一にするのではなく、患者さんの生活と地域を見て、理解して、それを尊重するために医療を上手に駆使する。
医療も生活も両方見渡せる専門職が、看護師。そこに地域コミュニティも加えて見られるのがコミュニティナース。

なので、在宅医療クリニックの最前線には、コミュニティナースがいます。

彼女の役割は…、

スタッフの背中を押す。
診療調整を行うクラークメンバーの後ろ盾。医療や制度、患者の家までの交通事情、医者と患者の関係性や相性まで把握して、診療スケジュール調整や往診コーディネートを行う、オレンジ名物の優秀なクラークスタッフ。クラークスタッフだけで判断しかねる瞬間に、彼女がそっと佇み、ちょっと話し、ちゃんと頷く。クラークスタッフが自信を持って動けるために背中を押す。

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診療についていく。
在宅診療に同行し、医者の診察と家族との会話、ケアプラン、地域との繋がり。時にピンポイントで、時に俯瞰的に見渡して、必要なもの同士を結びつける。「訪問看護師」ではない、在宅医療の現場で存在感を示す瞬間です。


ファシリテーション。
多職種でそれぞれの視点から意見を集めて、時間軸・生活軸を大切に、未来を見越した次の一手を、制度や職種にとらわれずに見つけていく、オレンジハッピーカンファレンス(通称オハカン)。いつでも誰でも少人数でカンファを行いますが、それを促したりそっと参加したり。そして悩み多き事例では、多数のメンバーを集めてカンファレンスをコーディネート。専門職は課題が多くなると抱え込んだり視野が狭くなりがち、しかし同時に現場で患者や家族や地域の可能性も感じているはず。それを引き出す。

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オレンジの個性豊かで野性的な多職種が、エンパワメントされる。
これでいいんだ!と気づき、背中を押されたスタッフが、現場で力を発揮する。

クリニック全体、そして地域全体のエンパワーメンター。です!

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