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過去問 公認心理師試験第6回 午前 一般問題 問4

みなさん、こんにちは。

公認心理師受験生Kidです。

さて、掲題の通り、問4です。

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問4 運動技能、知能技能及び認知技能に関わり、想起意識を伴わない記憶として、最も適切なものを1つ選べ。

① 意味記憶

② 展望記憶

③ 偽りの記憶

④ 手続き記憶

⑤ エピソード記憶

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正解、 ④です。

「手続き記憶」は、「海馬」ではなくて、「大脳基底核」と「小脳」です。「手続き記憶」(技の記憶)で中心的な役割をはたしているのは、海馬ではなくて脳のずっと奥にある「大脳基底核(だいのうきていかく)」と、後ろ側の下のほうについている「小脳(しょうのう)」です。

手続き記憶とは長期記憶の中でも「非宣言的記憶(非陳述的記憶・潜在記憶)」の中にある記憶です。 繰り返しの反復によって獲得され、一度手続き記憶として獲得されると一生忘れないレベルの強固な記憶です。 自転車に乗る方法や楽器を弾く方法などは同じ経験の反復によって形成され、運動技能、認知技能、習慣は手続き記憶に分類されます。

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