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Day 302 天の声(ち)

ゆうべ遅くに某氏と打ち合わせがあって、嬉しいオファー(の種)をもらった。コロナじゃなかったら大喜びするような話というか、人生の野望が叶った、と言っても過言ではないような話だけど、そもそも不可能かもしれないし、可能であったとしてもかなりハイリスクではある。思えばこれまでいろんなところに行き、それなりに危ない目に遭ったりもしたけれど、向こう見ずにイケイケというタイプではまったくなくて、むしろゴルゴ13並みにリスクを計算してしまう性質なのだった。

今朝の「Good Morning, Yokohama」は、低気圧でものすごいロー・テンションのまま、アルジャジーラ(Al Jazeera)を読んでみた。中東のニュースとして有名だけれど、ウェブサイトを訪れたのはたぶん初めてだった。アラブの春の映像を観た。アラブの春以後のこの10年は(東日本大震災以後の10年でもある)、それ以前の「歴史から疎外されたような」状況とは異なり、自分の生活と世界の歴史とが地続きであると感じるようになったけど、それは世界や日本が変わったのか、それとも自分が歳をとっただけなのか。

「アバターはゴーレムの夢を見るか?」は参加者が少しずつ増えている。メンバーが綴り始めた日記が独創的でかなり面白い。去年の9月くらいに、これってもしかしたら作品=プロジェクトになるかも、と思って慎重にアイデアを温めてきたわけだけど、実際参加者がこのゲームの世界に入ってきているのを見ると感慨深いものがある。……この構造はマニラで「演劇クエスト」をつくった時に似ている。危険だったり環境が歩くのに適さなかったりするので、どのエリアでなら可能かを探るために時間をかけた。今回はどうなんだろうか? orangcosongは今のところ「天の声」的な振る舞いをしてるけど、そのうち消えていいというか、参加者同士がプロジェクトを面白くしていってくれたらいいし、そうなりそうな予感はする。あ、まだ募集してます。今からでもウェルカム。



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