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HSY Day243 再開

11月30日。「日記」を再開。
11月はなかなか調子がでなかった。留まった水が淀んでいくみたいに、自分の頭も体も部屋の中も、散らかっていく感じ。日本の感染拡大や認識のズレとか政治のゴタゴタとかとか、正直もう聞きたくない、付き合いたくない。

真夜中近くに、ステファンから電話。彼は、今スイスにいるそうで、彼のお散歩の背景を眺めながら近況報告、と来年についてのお話。ステファンの「来年、ヨーロッパで演劇クエスト作る?」の質問に、自然と「Want!」と答えた。
欧州も欧州でもちろん色々あるだろうけど、心理的な距離をとって対応できるだろう。物理的にも心理的にも近い状況がきつい、ということに気づいた。

昨日の朝、ラルフの展覧会を鑑賞。10年後の自分へのメッセージを書く。彼のインタビュー映像の編集を手伝っていたので、「10年後の自分/誰かへのメッセージ」はこの1ヶ月ほど、自分の中でぼんやりと頭の中にあった。「手紙」って、例えば質問をしても、同じ手紙の中でその質問の回答がくるわけじゃないから、書くことといえば自分のことになる。こんなこと書いてもなぁって思っても、意外と読む人(未来の自分)は興味深く読んでくれるかもしれないと、せっせと今の自分を書いてみる。
「手紙」って「日記」と少し似ているかもしれない。そんな話をお昼のオンラインWSの懇親会でしていたら、参加者の一人が、畑の日誌を書いているという話をしてくれた。そういえば、祖父も畑日誌書いていたな「玉ねぎ植え付け何ワ」とか。押し入れの中からそれを見つけたのを思い出した。その筆跡も今は恋しいな。

と、思いながら寝たら、夢に祖父がでてきた。ピカピカで綺麗だった。その後、母と喧嘩する夢もみた、なんか言い返した声が寝言になったようで、その声に起きた。(み)

写真は黄金町の路上、キムガウンさんの作品。

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