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Curriculum Vitae

こんばんは。早いもので、きょうから2月。中高大と、受験も本番に突入した方が多いかと思います。「雨垂れ石を穿つ」最後まで強気で向かってください。

ところで、きょうは直近の卒業生が訪ねてきてくれました。その学年は副担任としてしか入っておらず、英語の授業を持ったこともなかったので、彼女の目的は私ではなかったのですが(笑)。それでも構ってもらえるだけ、おじさんは嬉しいものです。相手は、私が卒業生を良く憶えていることに驚いていました。

今のところ教員として自信を持っているのは、人の顔と名前を憶えるのが早く、ずっと忘れないこと。要するに「人が好き」なのです。そして、その人の生きてきた過程を見るのが好きです。生徒を憶えようとするときは、その子の得意科目、部活動、委員会、前年度のクラスなどをセットで調べます。当人にとっては意識せずに積み重ねてきた歩みも、しっかりと人格形成に寄与しているものだと信じています。

タイトルのCurriculum Vitae(俗にCV)は英語で「履歴書」を意味します。そしてcurriculumの語源は、走ってきた道courseと同じ、ラテン語のcurrereという語であるそうです。高村光太郎氏ではないですが、後ろに道はあります。自分の歩みに自信を持って。と、最後も受験生へのメッセージっぽく、おあとがよろしいようで…?

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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