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英検1級、自宅解答の感想

こんにちは。バーニー・サンダース氏のあみぐるみにときめいております。さて、1月24日(日)に実施された英検(実用英語技能検定)の試験問題が公表されたので、私も解いてみました。以下、簡単な感想です。

大問1は、25問中16問正解でした。6番と15番は完全にお手上げでした。特に6番は、正答の名詞は知っていたのですが、形容詞の意味はたいへん勉強になりました。
しかし私が筆記試験を合格した回次(2019年度第3回)は、半分を下回る12問でしたので、合格後も語彙力は向上してくれたのでしょうか。なので、このパートで苦戦した方もきっと大丈夫です(笑)。

ちなみに、数日前に読んだ、慶應義塾大学総合政策学部(2010年)の長文に登場した単語が2番の選択肢に、先日の拙稿『TIMEを読む』で紹介した単語が9番と16番の選択肢に登場していました。特に、2番に登場した単語は、SFCの入試問題では解答に関わる英単語だったので、当時の大学受験生たちにとっては、たいへん難しい出題であったように思います。

大問2は、2つ目の長文で1つ間違えてしまいました(31番)。本文の最後に空所が来るというパターンが初めてのことで、悩んだ末に誤答。でも、2択を絞れていないのは純粋な実力不足です。2つ目の長文は、TOEFLや大学入試でも良く出題されるテーマになってきましたね。

大問3は、最初の1題で「言い過ぎ」の選択肢を選んでしまったようです。このテーマも、大学入試の現代文や現代社会などで頻出に感じます。こういった内容を英語で読むことも、たいへん面白いです。2問目は第1文を誤読して、しばらく混乱状態で読んでしまいましたが、一段落を読み終えたあたりで解決。3問目の歴史の問題も個人的にたいへん読みやすく感じました。この3段組のレイアウトは大嫌いですが…(笑)。

大問4は、しっかり200〜240語を書いたわけではなく、二次試験風に、1分で考えて2分で話せるかといった訓練です。緊張感がなかったため、正直グダグダだったと思いますが…。ちなみに、私でしたら、このトピックはAgreeで論じます。こういった内容をスマートに論じられる教養人になりたいものです。

以上です。多くの英語講師の方からも耳にしますが、やはり英検の出題は、非常に質が高いように感じます。難しすぎる問題ばかりでなく、選択肢に関しても、迷い抜いてしまうような悪問が少ない気がします。大問1を中心に、しっかり復習して英語力を高めていきたいです。

それでは、受験された皆さんの良い結果を願っております。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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