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ウェビナーは「フロー型」から「ストック型」へ 〜ストックコンテンツでリード獲得を増やすには〜

 新型コロナウィルス感染症をきっかけに人との接触が減り、オンラインの有効性を生活者が認知したことで急速にオンライン化が進んでいます。
ウェビナー(Web+Seminar)もその一つです。

昨年までは「Web上で問合せを行い、指定の日時に会場へ行く」というのが当たり前でしたが、今では「申込後オンライン視聴する」流れへと大きく変化しました。
そのため企業がウェビナーを数多く開催するようになりましたが、以下のような問題点もでてきています。

問題点①:コンテンツを発信したら終わり(情報のフロー化)
問題点②:既存リード以外からのウェビナー視聴者獲得(既存リードのマンネリ化)

そこで今回は上記2点の問題に対する解決策として開催したセミナーの再コンテンツ利用した事例とそれを活用した新規ウェビナー顧客獲得に向けた方法を紹介します。直近5月開催されているウェビナーはどんな内容が多いのか

直近5月開催されているウェビナーはどんな内容が多いのか

 ウェビナーに関してどんな内容が多いのか2020年5月開催のBtoBマーケティング関連のウェビナータイトルを調べてみました。
弊社が独自で集めた約180のセミナータイトルをテキストマイニングしたところ、
「マーケティング(40)」「活用(34)」「コロナ(32)」「データ(22)」「広告(18)」などの切り口タイトルが多いことがわかりました。
※()は出現頻度

現在では「コロナ」をフックとしたセミナーが非常に多く切り口が似てきている傾向があると感じました。

【ご参考情報】
ワードクラウドで品詞全体も調査
スコアが高い単語を複数選び出し、その値に応じた大きさで図示しています。 単語の色は品詞の種類で異なっており、青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞、灰色が感動詞を表しています。

図1


【ご参考情報②】
共起キーワード分析
文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図です。出現数が多い語ほど大きく、また共起の程度が強いほど太い線で描画されます。

図2

※使用したツール「User Local AIテキストマイニング」

情報発信量に注力して過去のコンテンツは使い捨て(フロー)状態

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 ウェビナーは思いつきではできません。先ほどのようにタイトルが似ていても内容はそれぞれ工夫されており、とても素晴らしいウェビナーが溢れています。

素晴らしいウェビナーが多い理由は、時流とかけ合わせて視聴者のニーズに沿った企画を行います。また、共催であればパートナー企業と連携する必要もあり、関係者以外には見えない努力を皆様がされているからです。
この熱い思いの込めたウェビナーコンテンツを皆様どうされていますでしょうか?

おそらく過去のセミナー情報に掲載、人気があれば切り口を変えて再度ウェビナーを実施するなどの取り組みで使い捨て(フロー)状態になっていませんでしょうか。

とにかく新たなコンテンツを作って数を増やすことに注力するとコンテンツがフロー化しやすくなってしまいます。

ウェビナーコンテンツをフローからストックへ

 ではどのようにしてストック化するのでしょうか。それはウェビナーの様子を動画で録画し「サービス名〜〜TV」などとYouTubeチャンネルを開設しストックをしていくのです。

BtoB企業におけるビジネス系コンテンツのYouTube活用の流れは今年から急激に増えると想定できます。

将来的にはビジネスコンテンツ接触ユーザーの習慣が「書籍やnoteなどのテキスト」から「YouTubeなどの映像や音声」に移行してくと考えられます。
実施している企業が少ない今だからこそ動画コンテンツのストック化を実践してください。

ウェビナー録画ができる配信ツール5選

 実際にウェビナーを開催し録画ができるツールを紹介します。

zoom(ズーム)
https://zoom.us/jp-jp/webinar.html
最大100名の視聴者に向けてライブ配信可能
ウェビナー内容の録画も可能

Cocripo(コクリポ)
https://www.cocripo.co.jp/
ビジネスプランで最大100名接続可能
ウェビナー内容の録画も可能

Adobe Connect(アドビコネクト)
https://www.adobe.com/jp/products/adobeconnect.html#x
プランにもよりますが最大25名〜最大1,000名参加可能
ウェビナー内容の録画も可能

Facebook Live
https://live.fb.com/
動画配信中は配信者のプロフィールやニュースフィードに表示
配信後も録画コンテンツとして動画が残る

LiveOn(ライブオン)
https://www.liveon.ne.jp/
ウェビナー内容の録画も可能

ストック化したコンテンツをインタラクティブ動画化で差別化を

 録画したいくつかのウェビナー動画をインタラクティブ化することで今までにない新たな体験をユーザーに届けることができます。

<参考動画>
http://case.mil.movie/JtJeU9/

図3

こちらの動画はインタラクティブ動画制作プラットフォーム「MIL」が開催したMILアカデミーの様子をインタラクティブ動画化したものです。
動画の中で選択肢を用意し、ユーザーが自由に選択できるのが特徴です。

このようにユーザーニーズにあわせた情報を即座に提供できるのでユーザーは、自分にあったコンテンツのみ視聴ができるのです。

インタラクティブ動画の企画案

 ウェビナーをインタラクティブ動画化するためにはまずどのような分岐を設定するのか企画をする必要があります。
以下にいくつかの分岐アイディアを紹介しますのでご参考にしてください。

アイディア① 1つのセミナーをテーマごとに分けて紹介

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アイディア② 複数のセミナーごとに分けて紹介

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アイディア③ 課題をベースにそれにあったセミナーを紹介

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アイディア④ 複数の登壇者を紹介後、登壇した動画を紹介

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例として4つのアイディアをご提案しましたが、他にも色々な企画ができると思います。
新生活様式をきっかけに動画マーケティングにも変化つけてライバル会社と差別化をおこなってみてください。

インタラクティブ動画を活用したリード獲得ツールとは

 既存リード以外からのウェビナー視聴者獲得(既存リードのマンネリ化)にお困りの方は、インタラクティブ動画と問合せフォームを連携させることでリード獲得コンテンツと生まれ変わることができます。

ツール①インタラクティブ動画制作プラットフォーム「MIL」
を活用して動画視聴後に問合せフォームを設置し、興味のある人にそのままセミナー登録を即すというもの。
MILでは録画した動画を組み合わせて誰でも簡単にインタラクティブ動画を制作することができます。
その中の一つの機能として、問合せフォーム表示機能があります。パードットも連携しているのでリード獲得からリードナーチャリングまでの流れをスムーズに行うことができます。

ツール②インタラクティブコンテンツ配信プラットフォーム「OPTIO」
インタラクティブ動画をポップアップ配信することができます。
企業の売上規模や業種などに絞って配信できるので、ターゲットにあった情報を訴求できます。
またポップアップ配信時問合せフォームもセットで配信することができるので、動画視聴の途中でも個人情報を入力することができます。
動画閲覧の途中で離脱することを防ぐことができます。

最後に

 ウェビナーのインタラクティブ動画活用することで、コンテンツの幅が広がったのではないでしょうか。
せっかく作った貴重なコンテンツを活用し、フローではなくストック化することで、より多くの人に見てもらいファンを増やし、商談数を増加させ企業成長につなげてください。

インタラクティブコンテンツ配信プラットフォーム「OPTIO」に関する問合せはこちら

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