オプティマス ストーリー ~タイ奮闘記~vol.3 「アイディアひらめき💡編 」

こんにちは。vol.2「タイに飛び立つ編」いかがだったでしょうか?
話を聞くと、オフィスはかなりタイの中でも郊外に位置しており、東京の生活からのギャップが大変なものだったようです。今回は、いよいよ今のオプティマスを彷彿とさせる展開がやってきました。

遮熱断熱塗料のニーズUP

遮熱断熱塗料を立ち上げ当時、髙尾は現地でアメリカから移住してきた起業家精神あふれるパートナーと意気投合し、公私ともにノリにノッていました。「家具を輸入してアメリカで展開してみようか」など、ふたりで色々な可能性を探っていました。やはり塗装会社の娘のDNAだからでしょうか、塗料に関して1ミリも興味のなかった髙尾が思いつきます「タイって暑いから遮熱塗料の需要があるじゃない?」。ここからはまさにとんとん拍子に話が進みます。訪れた運命の出会い。当時佐藤工業バンコクの副社長だった酒豪のヒラシマさんです。

ひょんなことから紹介された彼に現場に会いに行った時のエピソードです。かけられた言葉は「女なんかが現場にくるんじゃねー」。靴が一緒に飛んできたそうです(笑)。もちろんそこで引き下がる髙尾ではありません(笑)。華麗に投げられた靴をはねのけ、話をつづけました。大阪の堺で母が塗料を製造していること。父の会社が倒産後にその塗料会社は母が起業してはじめたこと。話を続けるにつれ彼の顔つきが変わって行きました。そして遮熱塗料のニーズが現場であることが分かり、Honda Lock Thai Co., Ltd.(ホンダ技研工業株式会社の子会社)をご紹介してくれたのです。

屋根の上

その話が決まって髙尾のパートナーが堺に飛びました。なんと堺の工場に滞在し、そのノウハウを1週間で習得してしまいました。完成した遮熱塗料をHonda Lock Thai Co., Ltd.に紹介をしたところ「ぜひ塗りたい!」と快諾いただき、工場の屋根に塗っていただくことになりました。現地のニーズがふたりのビジネス アイデアと合致した瞬間でした。タイは一年のうち11カ月はエアコンを使います。エアコンに費やす電気代を見ても、あきらかにオプティマスの遮熱断熱塗料を使うことで、数字で省エネにつながっていることが分かりました。しかもタイのメーカー各社は抑えることが出来たエネルギーからCO2排出量を計算し、環境対策も率先して進めていました。そこで、髙尾も遮熱断熱塗料の効果を体感での実感だけでなく、製品ブランディングとして省エネへの配慮、そして環境保護に対する個人の意識も高まっていきました。

次回は「タイでの事業さらに拡大✨編」ということで、遮断熱塗料が生まれたストーリーをお送りします。

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