見出し画像

どこからが悪口で、どこまで許されるのか

2年前に家を建ててから、ルームツアー的な動画や番組を見ることが増えた。

断熱・気密・耐震・パッシブデザイン、、、色々勉強して知識がふえた分、ツッコミを入れたり『なんだコレ?』と思うような家が目につくようになった。

『くつろげるけど、寒い暑い?』
『これ耐震ヤバイよね?』
『西窓、軒も庇も無し、、、か』

などなど。

近くで聞いている息子からすると、スゴイ悪口を言っているように見えて不快そうにしていることが増えた。

まぁ、悪口といえば悪口だ。
ただ家というモノの本質としては正しいと思っている。

人間にとって家とは命を守る【巣】だと思う。

デザインがいかに良かろうが、耐震や温熱の計算をせずにデザインを追うのは家では無くアートだ。家をデザインすると言うことは暮らしをデザインするわけでそこには温熱や換気室と結露耐震などなど計算できるところはするべきである。

現代の医学で分かっている健康を維持できる温湿度を実現できるように計算すべきだ。

地震大国と言われる日本なら、過去に来ている地震が来てもビクともしない家を設計すべきだ。

でも、悪口に聞こえてしまっている。

これは僕が悪い。言い方、伝え方が悪いのだ。
息子を不快にしている時点で悪だ。

考え方が間違っているとは思わない。
でも伝わらなかったら悪だし、不快にさせてたら、思想としても悪の印象が強くなると思う。

息子たちには色々学ばせられるな。

ありがとね。ごめんよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?