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〈雑感〉【ペーパーマリオRPG】⑥これはお宝じゃないの…?


ペーパーマリオRPGプレイ記⑥

(ネタバレあり)
ウスグラ村での騒動はこれまでにない展開で焦りましたね。終わってみれば敵側だったビビアンがこっちについてくれたし、誤解もすっかり解けて万事解決の運びとなりました。

次なるスターストーンのありかである呪いがあるという噂の孤島トロピコアイランドを目指すことになりました。まずは船員集め…


屋根上のネズミ

…の前に、裏でちょくちょくゴロツキタウンに寄せられた人々のお悩みを解決していたところ、とある人物からの依頼がありました。

これまで幾度となく姿を見せてはどこかへ去っていたチュチュリーナから直々の依頼。

ゴンババ城に隠されたバッジを探して来てほしいとのこと。

内容自体は特に難しい依頼ではないのでいいんですが、依頼でゴンババ城に行くの何度目になるの…??

サブクエストが豊富で嬉しいのですが、結構な距離を往復することが多いです。

中継部屋、オリジナル(GC版)にはなかったと聞いて。

たとえばハナハナ村にいるフラワーさんの依頼。ホットドックが食べたいと言うのでウーロン街まで買い出しに行き、戻ってきて手渡したら、おいしいのでもう1個食べたいとおねだりされます。その時は運よく自分用もついでに買っていたおかげで2度目の買い出しは避けられたものの、あろうことか今度は甘いデザートを要求されるのです。

あの、一度に注文してもらえます!?

その他にもあっちやこっちや往復することは結構あります。ゲームの仕様上、一度に進められるクエストは一つだけのため、一個クリア→ゴロツキタウンに戻って受注→一個クリア→ゴロツキタウンに戻って受注…のためどうしても合計の移動距離が長くなっていきがち。(はぁ…ゴンババ城に来るのも慣れたもんです。)

まとめて受注できればなあ…

🐭

本題からずれました。色々な苦難を乗り越えて、ゴンババ城のバッジを見つけ出し依頼をこなすとサプライズが。

なんとチュチュリーナが仲間入り。

確かに手に入るけど、それは全部わしのものじゃ。

そのマップの残されたお宝の大体のありかを教えてくれる特殊能力と、相手のぼうぎょ力を無視するビンタ、相手のアイテムやバッジを盗むといった多芸で惑わせるマドマーゼルです。

ゲーム上必須な感じではないので多分隠しキャラ的な扱いでしょうね。とはいえついに、盗人までもが仲間になり賑やかなパーティとなりました。


後半へ続く

裏ではピーチ姫がメガバッテンの真相に近づいたり、クッパがクッパブラザース WORLD2-1を進めたり、ルイージがレースゲーやってたりとしていましたが、こちらは名前も仲間も奪われて大変な目に遭っていました。

本題の船員集めです。

徒然なるまま酒場で陽気に歌ってたのがマルコ。

街一番の金持ちを自負する貿易商人マルコに出資してもらい、船まで工面してもらって船乗りに声をかけて回りました。とりあえずマルコはリーダーのポジションに就いて、船長にマリオを指名します。

どちらが上か?ですって?

プロジェクトマネージャー(最終意思決定者)とプロジェクトリーダー(統括責任者)みたいな感じでしょう、多分。…え?解答になってない?

船も船員もそろったしいざ出発!というところで問題が。操舵長、いわゆる運転手がいません。自分の船なのに運転できないのか。

船員の噂によると伝説の船乗りがこのゴロツキタウンにいるらしいということが分かりました。このまま手をこまねいていても仕方がないので、さっそく船乗り探しを始めます。

ね、こういう時に押し付け役割分担できるでしょ?

ホント、良い治安以外は何でもあるなゴロツキタウン。

探してみると、意外と早く見つかります。ゲーム開始からずーっと鍵のかかっていた家に煙突から侵入するとその先に、伝説の船乗りバレルがいました。

交渉決裂。アポなしで突撃するからぁ…。

過去になんかあったらしい頑固じいさんってことなんですが、一頭身なのにゲキシブじゃないかこのボム兵…。ゼンマイ部分が舵輪になってたり、マリオに劣らない立派なヒゲだったり…ナイスミドルがあふれてる…。

決めた、絶対に連れていく。最後に絶対「うるせェ!いこう!」っていう。

バレルさんの過去の話を整理すると、

男やもめの船乗りバレルさんは、その昔奥さんをはやり病で亡くしており、奥さんが病床に伏せていた時、自身が海に出ていたせいで看病はおろか今際の際にも立ち会えなかったことをずっと悔やんでいる…

奥さんの名はスカーレット。悲劇にピッタリ…。

ということらしいです。Oh…

軽薄な言葉がけはアウト。そっとしておきたい気持ちもあるが、どうしたものかと悩んでいると、酒場のマスターから一通の手紙を受け取ります。それはバレルさんの奥さんスカーレットさんが宛てた手紙です。

マスターのその、人の気持ちに寄り添いすぎて、誰も幸せになれない道を選んじゃうの、ちょっとだけよくないと思うよ!!わかるけども!!

スカーレットさんの最期の手紙をバレルさんに手渡します。

Press [F] to Pay Respects

手紙によって、バレルさんが復活しました。

こうして伝説の船乗りを迎え入れ、貿易船「マルコン号」の船出です――


ワインか…何もかも、皆懐かしい…

――遭難しました。

いよいよ島が見えてくる、という一歩手前でトロピコアイランドに眠る海賊の呪いを受けてマルコン号は海の藻屑となりました。

奇跡的にもマリオたちは無事、目的地のトロピコアイランドに漂着していました。なんとか仮設キャンプを立てて生活をしていますが、バレルを含むまだ数名の船員が見つかっていません。

なんか、海洋冒険活劇かと思ってたんだけど、サバイバルものが始まったな…。

なるほど、シー・サイドとは物は言いよう。
しかし、この人数で経済を回す意味とは。
(ゴロツキタウンよりちょっと高いし…)

リーダーの命により船長マリオがジャングルで遭難者を探していると、離れ離れになっていた船員たちをバレルさんも含めて全員発見。敵に襲われてバレルさんが囮になるなどすったもんだがあったものの、無事に全員を救出することができました。

ここまでの活躍とまだ果たすべき目的を果たしていないからと、ついにバレルさんがマリオの仲間に加わります。

バクハツってどの部位を鍛えるんだろう…

見た目の通り、バクハツ攻撃を主体としており、全体にダメージを与える技が豊富。ちょっとクセが強い技も豊富。しかしこのバクハツ攻撃、このエリアから登場する炎をまとった敵に対して威力を発揮するので、この先はバレルさんといっしょです。

バレルさんを味方にしたエリアのすぐ奥に、怪しげなドクロの岩壁。ゲーム最序盤からずーっと、飽きもせずマルコが歌っていたあの歌を生かす時が来ました。

ドクロが何のかんので、赤だの青だのどうだこうだで…わかりましたわかりました、リーダーの指示を受けて船長が謎解きをやります。

はい。ご査収ください。

金は天下の回りもの

海賊によって隠された洞窟へと侵入すると、今回はトラップ多めのダンジョン、謎解きや行ったり来たりが多めの空間が広がっていました。さすがに財宝を隠す先はこんな感じになってないとですね。

敵も厄介なものが多く、バレルさんだけで進もうとしていると、狙いすましたかのようにバクハツ攻撃で誘爆してしまう敵がいるなど、さすがのシミュレーション敵配置です。許せない。

クリスチーヌの言葉のキレが増しています。

この道中にどうやって流れ着いたのかわからない呪いの黒い宝箱さんとも出会うことができしっかり新しい呪いを授かります。だんだんやり取りが投げやりになっていって笑っちゃいました。絶対悪人側じゃないですよね、この呪いたち。

呪いは、折り紙の船への変身。帆の部分をつかんで目をつぶっているといつの間にか、船べりの部分をつかんでしまっているというトリック付きの折り紙です。子どものころ好きだったなぁ…。

新たな力で先に進んでいくと、先人の遭難者たちと出会うことができます。

ガッカリするなよ、
この船もなかなか面白いんだぞ。

彼らも宝さがしにやってきて、まんまと海賊王「コルテス」の呪いをお見舞いされて、この地底湖でひもじい遭難生活をしていたそう。悲惨だけどモブにも優しい世界だなあ…。

この先に待っていたのが、海賊王「コルテス」。

しってます?お金って使えないと意味ないんですよ?

コルテスはステータスこそ平凡ですが、こいつもまた客席に干渉してくるタイプです。観客を吸い込んでHPを回復します。すみません、全然モブに優しくなかったですね。とはいえ体力の上限を超えるわけでもなく、骨であることを生かしてたくさんの武器を構えて手数が増えたとて、全体攻撃で沈むレベルなので、難なく撃破。

しかし、このコルテス、もうすでに故人であるがゆえに、倒しても倒されません。ゲームの御法度じゃないですか、スケルトン系の敵も倒れたらそれで終わりでしょうが。

このまま永久の第二ラウンドに突入か、と思いきや…


価値観の違いにより逆に大海賊と和解してしまったマリオご一行。チュチュリーナすら金銀財宝の山をお宝とみなしていないのだから、やはりスターストーンはプライスレスですね。

バンディッツ・オブ・バッテンダン

…ところがどっこい、まだ終わりません。

船員に紛れ込んでいたペケダーが、スターストーンを奪うべく攻勢に出ます。自分の船付きで。マルコン号もなく海上からの攻撃にはさすがに反撃できません、逃げ惑うだけの船員、船長を見てついにリーダーマルコが動き出します。

そう、船がなければ船を借りればいいじゃない。

ついさっき戦ったコルテスの船を借り受ける交渉をするため、マルコがマリオとともに恐ろしい海賊王のもとへと急ぎます。

交渉というか脅迫。
だが一番効果的。

マルコが貿易商人らしく口八丁手八丁でコルテスを言いくるめて、船を出してもらうことに成功しました。さすが、最終意思決定者

やっぱ海賊ものは船上で戦わないとねぇ!

見ての通り、大量の軍団員+ペケダーVSマリオ&仲間(一人)の戦いです。…あれ??せ、戦力差…??

今までに見たことがない数のぐんだん員が舞台に上がるのを目撃しながらペケダーを追い詰めていきます。ただし、結局強くはないので軽く一ひねり。八面六臂の活躍をするマリオでした。めでたしめでたし。

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