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サロンドパルファン2023の感想

私生活が忙しすぎて気付いたらサロパから1ヶ月以上経ってしまった。
俺は浦島太郎、日々仕事で疲労、浪費ぶりを披露…yo

サロパ直前という、人生において受験期よりも大切なこの時期に何故か婚活を始めてしまい、週4で男の面接をこなし無限にチャットをコールアンドレスポンスする日々。いやペアーズの画面よりサロパのお品書きを眺めたい。体重100kg超えの人にやたらモテがち、あるときは会って2秒で「ホテル行こうよ」と言われ「無理です!!」と叫びながら逃走、またあるときは「僕好きな人に振られた時自殺しちゃって…」と語る幽霊と串揚げ屋(成仏してクレメンス)。
つか似たような人同士しかマッチングしないんだから3日間で20万円分も香水を買うようなイカれた女と付き合いたい男がいるわけないんだよな。

きたわね

1日目

〈SHIRO〉SHIRO Dears ディスカバリーセット 8,800円

初日のカード会員限定デーにお伺い。とはいえエムアイカードなんてみんな持ってるだろうし会場もパンッパンだろうなと覚悟していったらめちゃくちゃ空いてた。あの茶香水もルタンスもガラ空き。これが土日になると20人待ちとかで列がとぐろを巻くので、平日しか勝たん。

SHIROは珍しくディスカバリーが出ると聞いたので、最初に凸。一人で10箱お会計している海外客がいて、早く来てよかった~感。
にしても箱がデカい。ミニボトルもデカい。1本が5mlって……なんかディスカバリーセットを見たことない人が作ったみたいな縮尺になってるやん。
あと香水が5種類しか入ってないのが気になる。SHIROのオードパルファンは恒常が12種類あるはずなので、2mlにして全種入れていただけると助かります!! ファブリックミストとヘアバームはいらないかな。
10箱海外ネキもディスカバリーと聞いてまさかこんな平凡社世界大百科事典みたいな厚みの箱が来るとは思ってなかったやろな。

SHIROのオードパルファンを試すたびに感じるのは、昆布とか酢とかを化粧品に入れるようなアグレッシブオーガニックなブランドイメージに全く似合わない人口感、ファッションフレグランスっぽい香りの強さと拡散性。

フリージアミストが一番人気と言われているが、オタクからすれば爆売れレイジーサンデーモーニングとイングリッシュペア&フリージアの人気に追従したようにしか見えず、レイジのような都会的落ち着きもなければ、イングリッシュペアーのフルーティースパ感もない。ムスクが強すぎてコインランドリーの巨大乾燥機に閉じ込められたかのような息苦しさがあり、個人的にはそんな好きではない。
ってかなんで開幕からこんなヘイトスピーチ全開なん?

〈ヴェルサティル パリ〉ディスカバリー ボックス 4,950円

個人的ベストバイinサロパ

アンヌ・ソフィー・ベハーゲルとアメリー・ブルジョワによる香りのクリエイションスタジオ「フレア(FLAIR)」のブースにて購入。このブースはNOSE SHOPで見られるブランドが多めだが、調香師くくりでブランドを横断するという企画はめちゃくちゃ好きだなーと思った。

ヴェルサティルパリは、パリで見られる日常の香りを、賦香率の高いオイルに閉じ込めたブランド(うろ覚え)。香りのテーマも朝食、二日酔い、ティータイム、だらだらする日曜日……などなど。
フルボトルが15mlと小さく、ロールオンで見た目が可愛い!💕

とにかくクロワッサンカフェがバズっていた記憶。ブースで「クロワッサンカフェが人気と聞いて……🥐」と言ったら「ああ~沼のあたりの方たちですかね」と言われて草。私は沼民ではありませんが……

クロワッサンもいいんだけど、個人的にはエッチの香りが良かったです。いや、私はエッチしたことないので本当にこういう香りがするのかは知りませんが……
生花系というよりはしっとりダークで落ち着いたローズで、ティーの深みが心臓の奥をわしづかみにしてくる。ペッパーやカシュメランがもたらすほのかな土埃っぽさが、パリの歴史ある重厚な町並みや美しい公園までもを感じさせる。
あと生活の木とかニールズヤードの精油コーナーにあるローズアブソリュートというクソ高エッセンスを直嗅ぎしたときに近い香りがするので、たぶん原価がめちゃくちゃ高い気がする。ラストはベチバーレザーペッパーが割とビリビリ主張して脇汗感あり。エッチやね。

〈オブヴィアス〉オードパルファン ディスカバリーセット 4,180円

全体的にライトで透明な香り

こちらも同じくフレアのブースにて。
アンヌソフィーとアメリーの対談にて、お気に入りの香りとして紹介されていた「UN MUSC」が気になったのでディスカバリーを購入。
アンムスクは「シンプルな中に漂うエレガンス。肌の上で現れる柔らかさ。リネンとコットンの花が羽布団のようにあなたを包み込む」ということで、これだけ見るとよくあるやつだなって感じなんですが、仄かなジンジャーのきらめきに、白シャツから星屑がこぼれ落ちるような可愛らしさを感じました。

京都に緑寿庵清水という有名な金平糖屋があって、ちょっとお米みたいな素朴な風味がするのですが、これの生姜味がこんな感じの香りだった気がする。京都本店ではたしか購入制限があって、金平糖を10個くらいカゴに入れると着物のおかみさんに「たくさん買われますなあ(笑)」と言われてクソ怖いので、伊勢丹新宿で買うのがおすすめです。

アンヌソフィーとアメリーはともに白シャツのパリジェンヌという出で立ちでカッコ良かったのですが、パリという都会出身のアンヌソフィーはゴールドのあみあみサンダル、自然が多い地方出身のアメリーはレザーのブーツという足元の着こなしの違いが印象的でした。かっこいい……
フランス語も聞き取りやすかった!(まだ1割くらいしかわかんないけど)

〈クリード〉クリード インスピレーション セット フォーハー 7,920円
〈クリード〉クリード インスピレーション セット フォーヒム 7,920円

フォーハー
フォーヒム

香水オタクたちがクリード日本再上陸で沸き立っていたので、クリードのこと1ミリも知らないけど購入(そういう買い方をするな)。
ペンハリガンのスタッフさんが「私も後日買いに行きます! 同じイギリスのブランドですが、うちよりクリードのほうが歴史が古いんです!」って教えてくれてほっこり。色んなブランドでオフの日にお客さんとしてサロパ行くって言ってる店員さんいていいなッて思いました。

ペンハリガンは1870年にウィリアム・ペンハリガンによって創られた英国のフレグランスハウス。一軒の理髪店から始まったペンハリガン(PENHALIGON'S)は、トータルグルーマーとしての実績と数々の素晴らしい香りが評価され、王室より「英国王室御用達」の称号を与えられます。

https://latelierdesparfums.jp/pages/penhaligons

ハウス・オブ・クリードは、最高級の原料を使用し、非常に独創的なフレグランスを創り出す、 正真正銘のラグジュアリーメゾンブランドです。ブランドの伝説は1760年、テーラーとして ロンドンで開業したばかりのハウス・オブ・クリードが、 イギリス国王ジョージ3世に香りのついた革手袋を届けたと伝承されています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000343.000007011.html

個人的にベチバー系の香水が苦手なんですが、クリードのベチバーはすごく爽やかで土臭さがなく、草原を吹き抜ける風のようでよかったです。
ブランド代表作のアバントゥスは個人的にあんまりだった。私はシュッとした正統派イケメンが苦手なので、こういうキラ・ヤマトみたいな完全無欠で会話が成立しない男がつけてそうな香りに警戒心を抱いてしまう。

アバントゥスフォーハーは、最初の3分はアバントゥスに似てシュッとしてるんだけど、アンバーとブラックカラントの重さが出てくるのが早すぎて、サバサバキャリアウーマンかと思ったら付き合った瞬間結婚への圧がすごい38歳女性っぽさある。まあアタシも年齢的に焦っているから婚活を始めたわけだけど。人間、結婚自体は簡単だけど結婚生活を続けるのが難しいので、結婚自体をゴールにするのはやめたほうがイイわ。バツイチ子持ちのアタシとの約束よ。

〈リベルタパフューム〉エスプレッソ ダブルショット+オプション 6,380円

ツイでは割と賛否両論だったリベルタのエスプレッソ。香水界隈って基本ポジティブなことしか言わないマナー(?)みたいのがある気がするんですが、「香水として使えるレベルの香りになりにくい」「自分で混ぜさせるのは薬機法を逃れるため」みたいな否側の意見も新鮮で面白かったです。(自分は薬機法とか知らんけど、そういう視点もあるのか的な意味で)

わたくしはダブルショットでシトラス+スペアミント(+500円)+バニラ(+1500円)を選択。お気づきかと思うんですが、値段表をみて「3000円台で香水が作れる」と思ってはダメです。オーダーメイド香水としては格安だと思うけど、単純に香水として見るなら10mlで6000円超えは別に安くない

ちなみに完成した香りはメチャ気に入ってほぼ毎日つけている。リベルタのバニラは本当に間違いない。迷ったらバニラ入れとけ説。香水を使っているというよりは、お気に入りの香料を楽しむって感じかな。

2日目

〈セルジュ・ルタンス〉ハンドアンドボディクレンジングジェル パロルドー 5,610円

マタンルタンスということで、ルタンスの世界にも朝とかあるんだ感。
本当はアットホームシリーズのお香が気になってたんですが、サロパでは取扱なし。メンズ館にはあったのかな……?

お香たての形が天才すぎる

漆黒の羽の上に灰を落とすとかカッコよすぎ……ありもしない聖痕<スティグマ>が疼くぜ……くっ鎮まれ俺の左腕!

私の精神は基本的に温室育ちの光属性なので、厳しい環境で幼少期を送り様々に体験した闇を美しく昇華させたルタンスの世界観はおいそれと近づけないと感じていたが、今回のマタンは「体を洗って己の輪郭を確かめようね」的な鷲田清一的メッセージでちょっとフレンドリー。

購入したパロルドーのボディソープは、ひんやりしたユーカリとちょっぴりスイートなパインニードルがクリスマスシャンパンのようで俺に良し。なんかちょっとローズマリーっぽい香りもある?
お風呂場全体が、雪の日の朝に光を受けて輝く森になるのでおすすめ。

〈ゲラン〉ラール エ ラ マティエール イリス パリダ エクストレ 6 85,800円

85,800円

最初にこの新作告知を見たときは、誰が買うねんこんな値段……と思った。
とりあえずゲランのコンサルテーションは予約したものの、エクストレ薦められたら無理です買えませんと床に額をつけて許しを請うしかない。

ところで、来る10/1にシャリマーミレジムイリスが発売になり、受け取りで伊勢丹に行ったらなんとエクストレが試香できる状態に。
個人的にはローズが気になっていたが、「ミレジムイリス買われたならこちらどうですか?」とイリスパリダエクストレをお勧めされ肌載せ。

シンナーを極限まで薄めたような中毒性のあるトップ。次第に妖精の鱗粉のようにあまーい粉砂糖的スプリンクルが辺り一帯に広がる。ベビーパウダーを思わせる優しさとヴェルサイユ宮殿のような豪奢さが、液色と同じ薄ピンク色の蜃気楼となって己を包み、この瞬間、自分の存在がただ無条件に許され祝福されているような気がして、泣いた。百貨店のカウンターで泣くな。

「めっちゃすごいですねこれ……」としか言いようがなく、脳内の高橋幸宏が「ええ、すごいです」とドラムを叩きながら頷く。
なんか欲張ってローズとジャスミンも肌につけてもらった気がするんだけど、イリスがすごすぎて何も覚えていない。

〈ゲラン〉ラール エ ラ マティエール エルブ トゥルブラント – オーデパルファン 48,400円

いよいよコンサルテーション当日。ツイッターでは「ゲランのコンサル落ちた😭」というコメントが多く、これって当選したからには絶対買わなきゃいけないやつ……!?と謎のプレッシャー。お前らの無念は俺が晴らす!!!

個室に飾られるレジェンダリーフレグランスたち

コンサルはサロパ会場のカウンターでやるのかな?と思ったら、別フロアのフッカフカソファの個室に通され徹子の部屋。
「今日はどんなテーマで香りをお探しですか?」あーもうこれ婚活の面接と同じ流れや。いきなり求めてる条件を口に出すのは奥ゆかしくないねん。「テーマとかはないんですけど、好きな香りが見つかればいいなと……」嘘をついた。本当は「買うお金はないんですが、エクストレに興味があります」って言いたい。

ゲランのコンサルでは、例えば「冬にまといたい香り」「出世したので背筋が伸びる香り」など、わりと抽象的なテーマでも、その人の好みに基づいてプロフェッショナルがかなりドンピシャな香りを提案してくれる。

「あーなるほど、ナエマとウイエをお持ちなんですね! ラプティのインテンスも買われたんですね^^どうでしたか?」
購入履歴を見られるのはこれまでの交際歴を白日の下に晒されるようで恥ずかしいが、これを元に好みの傾向を探ったり、すでに持ってるものと被らないようにしてくれる。

そしてこの蜂の巣フラスコで様々な香りを嗅ぎ比べしながら、「口ではフローラルが好き言うても体は正直(グルマン大好き)やな」みたいな、嗅覚面での反応を見てくれる。

最終的に提案されたのは
ローズシェリー
ベルガモットファンタスティコ
・あともう一個なんか忘れた
ローズシェリーは香水名を伏せて出されると、「こんな梅酒っぽい香りあったんだ!?」と新鮮に感じた。嗅覚が今より適当だった頃のレビューで「メゾピアノの香りがする」と解像度72dpiの感想を述べてしまったが、これは可愛く尖れる大人の女性の香りですよ。

普通にコンサルしてもらったあとで、結局一からエクストレについて説明してもらったので、所定の1時間をわりとオーバーしてしまった。
ちなみにエクストレの隣についてる数字は経験人数ではなく、各香料を抽出する上でのキーとなる数字(ベルガモットの11は「11月に収穫するから」、イリスの6は「3年生育+3年乾燥させるから」)だそうです。数字の意味が統一されていないのがいまいち垢抜けないゲランらしさ全開(私はすべての香水ブランドの中でゲランが一番好きです)(フォロー)。パリコレ系ブランドじゃ生まれないいなたいクール。

「ゲランの5代目調香師ティエリー・ワッサーは、最高の香料を得るために世界各地の原料生産地に赴き、生産者の皆さんとの関係を築いています。これらの香料はゲランだからこそ使用できるものであり、お金をいくら出したからといって買えるものではありません」「ゲランの香水を買うということは、原料を生産している農場や工場など、この香りに携わる全てのプロフェッショナルたちを支持するということなのです」
ああ……そういう話が聞きたくてここに来たんだ今日は。

8万超えの香水なんてまともに考えたら買う理由なんかない。1mlあたり1716円って、溶かした純金でもそこまでいかないだろ。
だからこそ道理ではなく感情を動かされるストーリーを求める。物品自体はどう考えても値段に見合わないことが分かっているから、「生産に関わったすべての人」みたいな不可算の要素に価値を見出そうとする。(いや、実際85800円の価値のある香りだとは思っています)
祭の日くらい狂ったっていいさ、そうだろ?

そういうわけで、ずっと気になっていたイリスパリダエクストレ6に決定。

「ちなみに、サロンドパルファンの期間中、税込12万◯◯◯◯円(←金額がデカすぎて覚えていない)以上ご購入いただくと、エクストレ6種の2mlサンプルセットを後日ご自宅にお送りいたします」
2ml×6種……? それって約2万円相当の特典!??!?!?
「じゃあエルブトゥルブラントも一緒にください」
値段調整で48,400円の商品を買うな。

カスタムどれにするか迷うとき、ウエディングドレスを選ぶときよりテンション上がる
天使…

ちなみにエルブトゥルブラントは、もとはアンディマンシュアラカンパーニュという250ml 21,000円のオーデコロンなので、名前変えて容器がラールになっただけで100ml 48,400円になるというのはナニワ金融道に出てきてもおかしくないレベルの錬金術。

まあでも店員さんは「ラールになるにあたり、オーデパルファンにリニューアルされています」と言っていたのでその言葉を信じるぞい(確かに8時間は持続する)。

なお、エルブの香りはディプティックのローデゼスペリード(100ml 22,770円)とほぼ同じ。両方持ってるけゼスペリードのほうが好きまである。まあ桐壺帝も光源氏も同じ顔の女ばっかり愛しとったじゃろ。それと同じ。

3日目

〈王德傳ワンダーチュアン〉阿里山金萱ウーロン茶 1,650円

〈王德傳ワンダーチュアン〉桂花ウーロン茶 1,975円

サロパのコンサル情報を見ていたら、なんとお茶を飲みながらお茶香水を嗅げるイベントがあるではないか!と思い、「<P.Seven茶香水(ピーセブンチャコウスイ)>×<王徳傳(ワンダーチュアン)>嗅覚と味覚を嗜むトークショー」を予約。なんと枠が8席のみ。
こういう少人数のワークショップって予約開始した瞬間にクリックしないと席が取れないので、参加者の皆さんが全員「「ガチ」」のオーラを放っており、質問とかも調香の専門的な話になりがちなので面白い。

P.Sevenの始まり
台湾茶香水発祥のブランド。
創立者の潘はティーマスターであり、大のお茶好きです。
台湾茶文化では最初の一杯は、お茶を淹れた茶器を嗅ぎます。
この茶器を「聞香杯」といい、聞香杯に残ったお茶の香りを香水として残したい!という思いからキンセン茶香水(台湾版:茗香水)が生まれました。

https://psevenjp.official.ec/

イベントでは、P.Seven創立者の潘さんが直々に聞香杯を作ってくれた。
細長い茶器にお茶を入れて空にすると、茶器の底には湯気とともにふくよかで甘い茶の香りが残る。「聞香杯」という文化を初めて知ったので、面白くてついトリュフを探り当てる豚のように熱心に嗅いでしまった。

東方美人茶の聞香杯と香水「玉香」のムエット、阿里山烏龍茶の聞香杯と香水「金萱(キンセン)茶香水」のムエットを交互に嗅ぎ比べ、そのさわやかで繊細な香りの再現に心がときめく。

右2つが香りを楽しむための聞香杯、お盆に乗ってるのは飲む用のお茶

続いて「王德傳ワンダーチュアン」の上記2種のお茶(飲む用)が供され、心も体もあたたか(服は貝柄)。阿里山金萱ウーロンが素人にもわかりやすく甘みを感じて美味しかったのと、店員さんが「お花の香りがする」とお勧めしてくれた桂花ウーロン茶を購入。

普段紅茶ばっかり飲んでると、台湾茶の葉っぱのでかさに驚く(1枚の葉っぱをクシャっと丸めて乾燥させているので)。しかも同じ茶葉で3回は淹れられるのでコスパよし。公式によると5煎まで淹れられるらしいんですが、個人的には4回目以降は味がしないなッて思います。おじゃる丸にティーパックを無限に使ってる女性いたよね(うすいさん)。

SDGs

〈P.Seven茶香水〉金萱(キンセン)茶香水 日本限定版 パフュームオイル 9,680円

王德傳ワンダーチュアンのお茶屋さんのとなりにはP.Sevenのスペース。えっスペースはコミケ用語……?
代表作の金萱(キンセン)茶香水は、サンダルウッドがもたらすミルクティーのような甘みがこれからの寒い時期にぴったり。香水は量的に持て余しそうだったので、ロールオンオイルを購入。
これは潘さんもイベントの中で言っていたけれど、この香りは飛びが早い。持ちよりもお茶の香りを忠実に再現することに重きを置いているそうで、体感1時間ももたない。1日にいくつも香水をつけたい沼の民的には、持続が短いのもベネだよね。

〈P.Seven茶香水〉台湾原住民・客家 シリーズセット 11,990円

ハンター 獵 オードトワレ
先住民の文化や儀式を表現している獵(ハンター)は台湾特有の素材「馬告、檳榔、ライスワイン、台湾ヒノキ」など天然由来の成分を使って、スッキリとしたスパイシーなウッディの香りです。
ANIMISM 泛靈 オードトワレ
自然崇拝のアニミズム文化からインスピレーションし、ハーブの香りと大地、山、海などのインスピレーションの組み合わせ
RUBY 紅桂 オードトワレ
紅茶のほろ苦さと、金木犀の香り高い甘い香りで、歳月がゆったりと流れる情景を表現。
オリエンタルビューティー 細妹安醬 オードトワレ
台湾客家の女性が東方美人茶を注ぎ、ゆったりとした時間を過ごす情景を表現。客家の女性が東方美人茶を注ぐとムスクとヒヤシンスの香りと美しさをわずかに柔らかく焦がしていく

https://psevenjp.official.ec/
箱の中の柄が違って
かわいいにゃんね~~

これ1個1個がマッチ箱みたいなのに入ってて、めちゃんこカワヨスなあ~
以下簡単な感想。
ハンター獵→アニマリックなのにめちゃくちゃ爽やか。どゆこと? 青く煙る早朝の山でひとり馬を駆る精悍な若者のよう。自分的2023年男性につけてほしい香水アワード最優秀賞。
ANIMISM泛靈→さわやかすぎるッ! こちらは早朝の山単体。清流の飛沫すら感じる。なんとなく甘みが余計で芳香剤感が否めない。好きだけどね。
RUBY紅桂→メインストリームで売れてる金木犀香水達とは明らかに雰囲気が違う。パチョリの渋さが木の幹の生命力すらも映し出すよう。この山奥で強かに咲き誇る野生の金木犀を一度は体験してほしい。
オリエンタルビューティー細妹安醬→このセットの中では一番好き。ローズ×ティーの組み合わせは世の中に無限にあれど、ここまで優雅な二胡の調べが聞こえてくる香りはかつて存在しただろうか。俺こそが東方美人。

P.Sevenは全体的に香りの持続が短いけど、とにかく香りの表現が繊細で、透明感のあるオリエンタルという個性が一貫してるなと思いました。
オリエンタル=重め冬向きという思い込みを払拭するブランド。
ただ、パッケージデザインのPとSevenの間がめちゃくちゃ空いてるのが気になる。欧文は四分アキじゃないとイラついてしまうDTP脳。

というわけで、今年のサロパも無事エムアイカードが爆発四散して幕を閉じた。2日目にゲランのレジで決済したとき、お会計が見たことないケタすぎてガチで体調を崩してしまい、頭痛と吐き気で震えながら帰った。身の丈に合わない買い物をするな。

さっそく買ったエルブ(48,400円)をつけて男の面接に行ったところ、「香水つけてる?いい匂いする」と言われ、「これはゲランのエルブトゥルブラントという香水で、ハーブが生い茂るフランスの田舎の日曜日をイメージしてベルガモットとハーブの香調が……」と早口で語ってしまった。
その後この婚活がいかなる展開を見せたか、それはこの稿の主旨から逸脱するため書くことはさし控えたい。

みんな! 2023年は愛されていこう……ナ!!

頂いた支援はおもしろ香水を買うのに活用させていただきます