日焼け止めの成分と役割について解説。成分表で実際に見つけてみた。
こんにちは。opiです。
8月下旬になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね
日焼け止めは年中必要と言われていますが、今は特に消費が激しいのでは?
今回は、そんな日焼け止めについて
SPFと、PA++とか書いてあるけど、結局何を意味しているんだっけ?
自分が使っている日焼け止めの成分はどういうものなんだろう?
紫外線吸収剤は避けたほうが良いって聞いたことあるけど本当?
こんな疑問を深掘りします。
最終的には、ご自身が使っている日焼け止めの成分表をみて、これが入っているのか!と発見につながれば幸いです。
私たちに影響を及ぼす紫外線とは?
日焼け止めの話にいく前に、そもそも紫外線とは?について簡単に解説です。
太陽から発せられる光は、波長の短いものから紫外線、可視光線、赤外線の3つに分類されます。
波長が短い=エネルギー強い、なので、紫外線はエネルギーが強く、皮膚トラブルの原因となります。
紫外線は、さらにUV-A、UV-B、UV-Cに分類されるのですが、
このうち、地上まで届くのが、UV-AとUV-Bです!!
どういった影響を及ぼすのかざっくり書きますと
UV-A=一過性に黒くなる→反復暴露で皮膚の老化(ハリや弾力の低下)
UV-B=一過性のヒリヒリ、赤み→反復暴露で皮膚が黒くなる
といった感じです。
SPFとPAとは
日焼け止めを購入するときは、みなさんSPFとPAをチェックされるのではないでしょうか?
とりあえず数字が大きくて+が多いものが強そう!って感じですよね。
それはもう、その通りでございます。
厳密に伝えると、UVAとUVBを防ぐ指標となるのがSPFとPAです。
SPF=UVBを防ぐ指標
(日焼けするまでの時間を何倍に伸ばせるか。maxはSPF50)
PA=UVAを防ぐ指標(+から++++まで +が多いほど防御力高い)
ここで知っておいてほしいのが、
紫外線を浴びることで、体にとって必要なビタミンDが形成されるので、ある程度の紫外線を浴びることは必要なことです。
とはいえ、ここ数年の夏を想像(するだけで暑い)すると、紫外線強すぎますよね、、、(泣)
魔法があったら私を常に日陰のもとにおいとくれ、、なんて思いながら険しい顔で外歩いてます。
私たちが気にしなきゃいけない紫外線の正体と日焼け止めの指標がわかったところで、次は日焼け止めの成分について解説です。
日焼け止めの成分
美容に興味のある方は聞いたことあると思われますが、日焼けとめとして効果を発揮しているのが、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤です。
ここからちょっとカタカナ多くなりますがご容赦を。
・紫外線吸収剤
紫外線を吸収し、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させます。
代表的な成分名(化粧品)
エチルヘキシルトリアゾン
オキシベンゾン類 オキシベンゾン-1など(末尾の数字で特徴あり)
→医薬部外品の場合は「~ベンゾフェノン~」(名称のどこかでこの単語が入る)で表記されるサリチル酸エチルヘキシル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・紫外線散乱剤
紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御
白浮きしやすいといわれていたが、技術の進化で今はほとんど気にならなくなっています。
代表的な成分名
酸化チタン
酸化亜鉛
なんかもう、紫外線吸収剤に関してはカタカナ多い!名前長すぎやろ!って感じでした。
覚えるのは無理だけど、実際に自分が使っている日焼け止めの成分をみてみるのが一番理解しやすいかなと思い、調べてみました。
まずはopiが愛用している日焼け止め2種類の成分をみてみます。
よーく見ると、ありました!! 赤線で引いた部分です。紫外線吸収剤が入ってますね。
もう1つ愛用している、スキンアクアもみてみます
ちょっと小さくてすみません
先ほどのdr365と同じ成分、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルが含まれているのと、青線で引いた紫外線散乱剤である酸化チタンも含まれています。
ちなみに、日焼け止めといえば、で浮かびそうなアリィー、アネッサはこんな感じでした。
アリィー
アネッサ
アリィーもアネッサも、紫外線吸収剤と散乱剤が配合されていました。
アネッサは日焼け止め成分の種類が1番多かったですね!
本日紹介した4種類とも、SPF50+・PA++++なので、紫外線を防御する力は変わりないですが、それぞれ違う組み合わせや成分が配合されていることがわかりました。
ここまで、紫外線と日焼け止めの成分について解説してきました。
最後に、日焼け止めを選ぶ際に注意する点についてお話します。
紫外線吸収剤は避けたほうが良い?
紫外線吸収剤は化学反応を利用するため、アレルギーを起こしやすいと言われています。
ですが、散乱剤、吸収剤に限らずアレルギーを引き起こす可能性はあります。
ですので、「私は敏感肌だから、紫外線吸収剤はすべて避けたほうが良い」という考えではなく、合わなかった日焼け止めがあったとしたら、成分表をみて、同じ日焼け止め成分が入っているものを避けるといった方法で、自分に合う日焼け止めを探していくのが良いと思います。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました!
自分が使う日焼け止めを選ぶ際に、少しでも参考になれば、
また日焼け止めを選ぶのが楽しくなれば幸いです。