オペラ座の民必見!!!!!〜これが私のオペラ座メルヘン妄想だ〜

 鬼ヶ島のヨリンゲルとヨリンデイベを浴びた私「オペラ座メルヘンがやりたい!!!!!推しを浴びたい!!!!!!!私も推しにイチャイチャ()して欲しい!!!!!!」

 でもまだ実装されてない。だからこんなお話だったら素敵だなっていうのを少し描きます。

 (オペラ座メルヘン単独が前提で、鬼ヶ島のように他のお話のところの近所っていうのではないという設定。)

 クリスティーヌ・ダーエは、オペラ座の新人。コーラス隊の一人として、オペラ座の劇に参加していた。

 本来なら、この段階で姿の見えない声(ファントム)が彼女に歌のレッスンをしているはずなのだがー。

長いので読まなくてもいいです↓

 (原典では、コーラス隊の一人という言ってしまえば端役の彼女が一人で練習しているときにファントムが割り込んで歌のレッスンをしてくれる→めきめき上手になるクリスティーヌ→その時のオペラ座のプリマドンナが怠けて本番あまりうまくない歌を披露→ファントム「よくも変な歌を!」ってキレる〔オペラ座に住んでるのでいつも劇を見ていた〕→シャンデリアを落とす。プリマドンナさん舞台から降りる→クリスティーヌがオーディションでプリマドンナを勝ち取るっていう流れになる。)

 っていう状況のところに主人公一行がやってくる。

 クリスティーヌが主役になることもなく、またファントムによる事件も起こらない。(この時点で原典との乖離が起きている。)

 しかし、平和なままなわけなく、オペラ座にボイドをけしかけるファントムが!

 主人公一行は一度これを倒すが、倒しきれずファントムは「また会おう」とか言って去る。

 クリスティーヌは、そのファントムの姿を見て、何かを感じた。この時点ではまだ会っていないはずの彼のことを。

 それからまた小イベント挟みつつ、またファントムが今度はオペラ座に現れる。

 その横にキルケゴールが現れる。

 キルケゴールは、ファントムをなぜか攻撃し、クリスティーヌに近づく。

 メルヘンに絶望を与えるにはクリスティーヌより目の前のファントムを利用した方がやりやすいはずなのに─。

 と、主人公一行が思っているとキルケゴールの口から衝撃の言葉が発せられる。

 「礼を言わねばな、"歌姫"よ。メルヘンに絶望を与えてくれたことへ。」

 それまで「ファントム」の姿をしていたものが、ゆっくりとクリスティーヌそっくりの姿に変化する。

 「君はこの世界の繰り返しに気づいてしまった。かつて自分を導き、愛してくれた人のことを断片であっても物語巻き戻しの後も覚えていた。

─そして、絶望した。」

 巻き戻しを知らず、ファントムのことを忘れたこの世界そのものに憤った。

 更に彼の導きがなければプリマドンナになれない自分自身にさえ絶望した。

 ─深層心理の中でのそれらの感情は抑えきれず外は発露し、彼女自身が知らないうちにクリスティーヌはボイドを発現させた。それをファントムの懐かし姿に変化させた。

 本来のファントムなら、性質上表舞台に出る可能性は低い。

 しかし、彼を忘れた怒りを含む感情によって生まれたファントムの姿ののボイドは、オペラ座の表舞台で、叫び続けた。

 この私こそが、このメルヘンを陥れる"怪人"なのだ─。

 キルケゴールはそうなんの感慨もなく、レポートを読み上げるように無機質な声色で言い終えると、クリスティーヌを抱え、姿を眩ましてしまった。

 主人公一行は、ジブリールにアドバイスを求め、「このメルヘンの本当のファントムに会えば助けてくれるかもしれない」との言葉に従い、オペラ座の地下に向かう。(ここは船の移動がほしい)(魚は釣れないと思う)(シャンデリアを落とすギミックに気づこう!)

 「お前たちは一体─この地下に来るものなどいないはずだ!ここから去れ!」

 暗闇の中から姿無き声が響く。

 〜まだ考え中ですすみません〜