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業務に役立つリンク一覧(設備・部屋やその整備編)

*最終更新 2022/11/30
※このページには、都度内容を追加してゆきます。
トップは無料の高画質の写真提供サイト:Unsplashで、Sieuwert Otterlooさんが提供の写真です。

「ぱくたそ」の、「放課後の理科室」の写真素材です。

非常時用の設備など

残念ながら国内どの地域であっても、大きな地震などの自然災害が、いつ起こるかわからない状況です。当研究所では、安全防災に関する意識向上や対策の充実が掲げられているため、現在の設置状況などを記しておきます

「ぱくたそ」の、「ここの耐震大丈夫っすかね?(リス)」の写真素材です。

もとより顕微鏡室は、「極力外部から光が入らないよう、窓もなく完全に閉じた部屋。地下室にあったり、従来は暗室だった部屋を再利用することも多い」が前提になることが多いです。その中に各種装置を設置してあるため、停電で暗闇になった際に、迅速かつ安全に部屋から退避できるように、準備しておく必要があります。
そこで私たちでは、「停電時に自動で点灯するライト」を設置しています。ただ私たちが設置しているライトは、製造終了(既にメーカーがない?)で紹介が難しいため、以下から参考としてください。数千円の予算があれば、十分用意できると思います。

※退避時には、懐中電灯のように取り外して持って避難できるタイプがよいかもしれません。

機器利用者が、部屋のどこにいても、転ばずに、直ちに(3分以内?)出口までたどり着ける」よう、部屋の広さやライト点灯の持続時間をチェックするとともに、これらの数量と設置場所を検討するべきでしょうか。
一方で日常の管理の点から考えますと、バッテリーの容量や充電方法も要チェックで、あまり充電が頻繁だと管理が大変です。そうした状況が把握できれば、「4の倍数の月の、ついたちに充電する(例)」といったスケジュールを組み込んでおくのがよいです。

「ぱくたそ」の、「揺れを感知して机の下に身を隠すにゃんこ」の写真素材です。

実験室の安全・防災の設備など

当研究所では、地震に備えて、家具等の転倒防止措置が必須となっています(年に1回、全研究室のチェックが入ります)。安価で比較的設置しやすく、それでいて「震度7でも対応できる」器具として、主にこのシリーズを使っています。

そもそも家具などの設置にあたっては、こうした器具を使う以前に、「もし倒れても、出口をふさがない」場所にすることが重要ですので、そうした点もあらかじめ想定しておきましょう。
同様に、緊急避難時に迅速に退避できるよう、当研究所などでは、「廊下には一切の物品を置かないこと」も厳守となっており、靴箱やロッカー、ましてや実験機器などもありません(学内全域で実施されているのかは不明)。
ただこのあたりは、既に全国の大学等で当たり前になっているのかもしれません。

他にも、「通常、人の通るところには、コード類を這わせない」などについてもチェックがあります。コードが地面に転がっている?と、日常時でも足を引っかけてしまう可能性があるからです。
そこで極力、人の通る通路にはコードを置かないようにしているうえ、どうしてもコードを通さざるを得ない箇所では、以下のような床用ケーブルカバーを設置し、床に貼り付けて固定しています。