もってこんかい

秋だなぁと朝夕の涼しさを過ぎ 肌寒さを感じるこの時期に
つくづく私は友達、または他人に支えられていると実感した。

というのも私は昔からネタの気持ちも含め上から目線な言い方をする傾向にある。媚びとフォローのつもりはないが、わざとって事もあるんだけど、そういうのをウケてくれる(笑ってくれる)ひと (イコール受け入れてくれる人)とはやはり深い仲になれるので不器用でめんどくさがりな私にとっては都合のいいフィルターの役割にもなっていると今更ようやく感じれる域に。

昔からなぜか女にモテる私。女子高では「おぺちゃんが男だったらいいのにぃ~」と目の前で白い豚を想像してしまうようなクラスメイトに言われたり「愛してる」と延々書き連ねられた意味のない綺麗な字で手紙をもらったり、あと他校の背が低くてロングヘアでおっぱいの形のいいすんごい無州の(いい変換だな)先輩にマジで惚れられて初めてのキスされたし(くそが)それ以上のことを要求されたこともあったし それに(略)

あ、書き連ねときながらこれはマジモテだと思ってはないよ。ネタですね完全に。なんだっけな何が言いたかったのか、

あ、あれだ
あたしの友達にはM子ちゃん(マゾ、受け身の意味)が多くて男の話になると一般的な女子同士みたいな「~だよね~」「わかるぅ~」ってことにはならず
「おぺさん私の旦那と一緒!!」「おぺさんみたいな彼氏だったらちょうどいいな~」など。

急に話変えるけど 今の私の男になった人にも(例の20以上離れた)先日「お風呂入る?お湯ためようか?」などいい嫁のようなセリフを言ったくせにあたしの風呂上りパジャマが用意されてなかった時「あれ?パジャマはー?」と浴室から問うと「あぁ、ごめんごめん もじょもじょ(言い訳)・・・」「もってこんかい」「(優笑)もってきました」
と、こんなふうだ。

(なにがだ) とお思いだろうか。

つまりはあたしと仲良くしてくださっている彼らに共通することはこんなにわがままで口が悪くても愛してくれてるということ

過去の男も思い出してみたらあたし的にいい男だったなという人は決まってわたしに尽くしてくれたというとこが大きい。
病気の時や飲みすぎの時の体調不良やひどい寝相といびきを繰り広げても肌荒れのストレスで理不尽に当たり散らしても言葉や態度で愛情を伝えてくれたし注いでくれた。
私に男を愛するセンスがないのはそれらを思い出してもっと優しくしてあげたりきちんと感謝を伝えればよかったなとうっすら目頭が熱くなることで通関する。だせーな 自分。

そんな私も42歳と2か月。彼は今日65歳の誕生日です。
柄物に柄物を合わせてトリッペンの靴を合わせたり個性的と自己表現と何かいろんなものをごちゃまぜにぶら下げることをアイデンティティにしていたけど今は自分をいかに無くすかを考えつつ、本日は鬼ピッタピタのニットワンピとウイングチップの黒靴とメイクをしっかりめにモテ女風を意識して彼のトロフィーぶってみようと思います。
さぁどんな気分になるのだろうか。

体重は47.2キロ 夜のディナーで明日は増えそうだな。
だが今日はチートデーにしようかなんてちょっとウキウキ
ほらさっきまで泣いていた空も晴れてきた。

でかけよう。

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