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【実施案件詳細②】モンゴル国 エコトイレ導入による 衛生環境改善事業にかかる基礎調査

発注者:国際協力機構(JICA)
利用スキーム:JICA 中小企業海外展開支援事業基礎調査
実施国・地域:
モンゴル国
実施期間:2016年~2017年
パートナー企業:株式会社エクセルシア

案件概要:
モンゴル国ではトイレが十分に普及しておらず、水洗・非水洗を含む普及率は地方で29%、首都でも64%と極めて低い。
ウランバートル市ではゲル地区の拡大・過密化が進み、水道/下水道が整備されておらず、地下水を飲料水としている同地区では、素掘りトイレによる水源・環境汚染が深刻な問題となっている。1990年の民主化以降、観光振興が重視されているモンゴル国では、非衛生的なトイレの問題が浮き彫りになっており、公衆トイレの数も少なく、観光客はレストラン、ホテル、博物館の施設にある水洗トイレを利用しているのが現状である。

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弊社はトイレ問題の総合ソリューション企業である株式会社エクセルシア社とパートナーを組み、凝固剤を用いた排泄物処理技術の導入により、環境改善を目指し、モンゴル国におけるトイレ設置・下水処理等の現状について基礎情報を収集・整理し、今後の支援の方向性を検討するための調査を実施した。

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弊社担当:応札、事業実施、報告書作成に係る諸手続き支援、チーフアドバイザー、事業化計画担当

※調査報告書は、以下JICAのサイトより参照可能です。https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12270146.pdf

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