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エロイカジャパン参戦準備

スチールフレームが全盛期だった80年代半ばまでの自転車、又は80年代の仕様に準じた自転車が出走できるエロイカジャパンに、何とか参加できる見込みが立った。
筆者にとって、エロイカジャパン参戦へのハードルは、主に三つある。
一つは二頭の犬たちをどうするかということ。

四国犬(赤胡麻毛)の竜


紀州犬(黒胡麻毛)の剛

共に未去勢の雄で、体重はおよそ23kgと、かなり大きい。
必然的に預かってもらえるペットホテルは自ずと限られる。
しかも悪いことに、四国犬は群馬で12人を噛み、小型犬を噛み殺した事件を起こしているから、非常に評判が悪くなった。

紀州犬も、だいぶ前だが、犬舎を脱走した個体が住民に噛み付いて、警官に射殺される事件を起こしている。

四国犬、紀州犬に限らず、柴犬等の日本犬はDNAが狼に極めて近いので、何かと問題行動が多いと非難されやすい。
だが、筆者の犬たちは、幼犬期に人に馴れさせる馴致を徹底したので、満六歳に至る現在まで、他人に吠えかかるような問題行動はない。
しかし、いくら問題行動がないことを筆者自身が主張しても、それを第三者が認めてくれないと話にならない。

幸いにも、かかりつけの獣医さんが大柄な日本犬二頭を預かってくれる施設を紹介してくださり、先日、その施設の人たちに四国犬の竜と紀州犬の剛を見せ、預かりが可能か否かの判断を委ねた。

面談前の竜と剛、果たして結果は?

幸いなことに、施設の皆さんは日本犬に理解があり、過去には紀州犬を預かったこともあるとかで、難なくパス。
加えて、二頭とも日本犬にありがちな神経質さが皆無で、誰にでもなつくことが評価された。
まずは一つ目のハードルはクリア。

二つ目のハードルは、宿の確保。
まずは犬の預かり先を見つけることを優先したため、宿の確保は少々出遅れ気味だったが、これも地元観光協会を介して、スタート会場である韮山駅から数キロ離れた位置に宿を確保できた。
これで、二つ目のハードルもクリア。

三つ目のハードルは、エロイカジャパンを完走できるだけの体力の確保。
これは、練習あるのみ。
GWまでに獲得標高4000m、距離にして180kmを走りきれるように鍛えなければならない。

実は、自転車でのトレーニングは日課の一つ。
休日、平日を問わず、毎日30〜60分ほど、ローラー台でもがいている。

自転車は、ベルギーのmartelly。ゼッケン用のホルダーがあり、ダブルボトル、ケーブル内蔵のプロ仕様。販売元サイトに、未だページが残っていた↓ この状態からバー、ステム、サドルを変更

https://steel-vintage.com/ja/products/martelly-giovanni-road-bike-1980s-detail

しかしながら、路上の実走はあまり気が進まない。
理由は、昨今、変にイキっているライダーが散見されるから。
そこで、変な奴らが動き出す日中ではなく、早朝から練習を開始できる季節までは、ローラー錬で大人しくしていようかと思う。
本日もこれから午後いっぱいはローラー台で汗をかく予定。

実戦まで残り二ヶ月を切った。
それまでにロングコースを完走できるだけの体力が担保できるのか。
三つ目のハードルは、なかなかに手強い。



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