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荒サイフリマと参号機の仕様決定

cambio工房さん主催の荒川サイクルフリーマーケットに行ってきた。
会場では主催者であるじゃんさん、葉山自転車市場の門脇さん、柏木さんとお話をした。
あいにくEJ関係者は不在。
御三方に、スチールフレームに11速レコードをインストールしたマシンで、samuraiに出るのはアリか?と伺ったところ、じゃんさんは、「OK」、門脇さん、柏木さんは、「OKだが、そんなにギア比を下げても意味なし」とのお答え。
39☓24でコースを完走できたのなら、39☓26、又は42☓28で十分だろうとのことだった。
たしかにそうかも知れない。
実戦では、39☓24で「きついきつい」と愚痴を垂れながらも何とか走ってしまったのだから、もう一段ギアが軽くなるだけで儲けものというところだろう。

閑話休題。
以下、今回のフリマでの購入品。

カンパ・オメガのリム、Cレコードのリアメカ、チネリXAステム、
スーパーレコードの42Tインナー、JIS規格のレコードBB

カンパ・オメガのリム、Cレコードのリアメカ、チネリXAステム、スーパーレコードの42Tインナー、JIS規格のレコードBBといった塩梅。

samuraiで使ったsamson初号機もこのリムだった

リムはカンパニョーロのオメガ32H。420gある頑丈なリムで、精度も高く組みやすい。これが新品で3000円だった。
じゃんさん、ありがとうございます。

Cレコード後期型Rメカ

CレコードのRメカは、samson初号機のスペアパーツとして購入した。
柏木さんによると、昨今、海外でCレコードの人気が急騰しているとかで、今後ますます入手難になりそうだという。取り敢えず入手できてよかった。

JIS規格のレコードBB。リテーナーとウォーターシールがないが、これは後でどうとでもなる

カンパニョーロのレコードBBは、イタリアンは所有しているものの、JIS規格がないので好都合だった。
ロックリングは錆びているが、これは、リン酸水溶液に浸せばすべて除去できる。
これで、国内ビルダーに、旧レコード、旧スーパーレコードを使ったマシンの製作を依頼できる。

スーパーレコードの42Tインナー

カンパニョーロの旧版チェーンリングは、アウターは新品でも出回っているが、インナーが品薄。
今回入手したのは中古だが、歯はそれほど減ってないので十分使える。

チネリXAステム。突き出しは実測で115mmだった

筆者はチネリレコードを好んで使っていたが、このレコード、構造上締め付けがちょっと弱く、悪路で車体がバウンドするとハンドルバーの固定がずれる場合がある。
今回のsamraiでも、案の定バーがズレ、戸田峠でじゃんさんに直して戴いた。
製作予定の参号機では、チネリレコードは使わず、構造が単純なXAを採用する。

XA用のシム

ステムは葉山自転車市場さんから戴いたのだが、門脇さんから「気分転換に変えると面白いのでは」と、XAのクランプ部に嵌めるラバー製のシムをたくさん戴いた。ありがたいけど、筆者は赤しか使わないだろうなぁ。

エロイカビレッジで入手した旧スーパーレコード、ヌーボレコード用のプーリーケージ
オリジナルとは、これだけ取り付け位置に差がある。これなら28Tまで対応できそう

フリマ会場での御三方とのお話から、11速レコード導入は時期尚早と思われた。
その代わり、エロイカビレッジで入手した28Tまで対応できる旧スーパーレコード、ヌーボレコード用のプーリーケージがあるので、これを使って、旧スーパーレコード&レコードをインストールした対samrai用のマシンを開発するのが賢明かも知れない。
JIS規格のレコードBBが今回入手できたので、必要な部品はすべて揃った。
問題はフリーだが、これはIRDの製品を使うか、IRDのスプロケットを加工してサンツアー・ウイナープロに使うかというところか。
この仕様ならば、うるさいスノッブ共(今日のフリマにも来ていたな…)も何も言うまい。

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