見出し画像

オープンハートに

母とは、電車で1時間ほどの距離にいたのですが、

ある時、つまらないことで喧嘩をしてしまい、何ヶ月も会わなかった時がありました。

ある人に「お母さんに会いに行った方がいいよ」と助言されて

その時、デイケアに行ってる母に会いに行きました。


母は、私の名前も顔もすっかり忘れてしまってて、

もともと小柄だったのですが、もっと小さくなってしまっていました。


愕然としながらも、母と他人として、話をしながら

しきりに母が、手の皮を自分で剥いているのが気になって

母の手にハンドクリームを塗ってあげることにしました。


すると

母は、すごく嬉しそうな顔になって、「こっちの手にもぬってちょうだい」

「顔にも塗ってちょうだい」

もちろん、私の顔も名前も忘れたまんまだったのですが

母は、私に対して、すっかりオープンハートになって、

幸せな時間を過ごせました。



その10日後、母は、亡くなってしまったのですが

私は、そうやって、最後に母の手と顔に触れられたこと

オープンハートになってくれたことで

最後のお別れができたことを今も幸せに思っています。


そして、私は、美白ハンドリフレに出会うのです。

その時、「これを母にしてあげたかった!」と強く思って


ご両親が生きている人に愛を伝えるツールとして

美白ハンドリフレを広めていきたいと思いました。


だから、私は、セラピスト資格を取ったのも

それを教えるトレーナーになりたくて取りました。


トレーナーになってからも

トレーナーを育成するマスタートレーナーになろうと思っていました。


今は、美白ハンドリフレの統括というお仕事まで任せていただけていますが

もっともっとトレーナーが増えて

日本中で美白ハンドリフレをしている人が増えることが

私の目標の一つです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?