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保護者の居場所

先日書いたこの記事に少し補足を。

私は、子どもに寄り添って毎日を過ごしている保護者のための居場所を作りたいと書いた。
なぜ、保護者のための場所なのか、もう少し掘り下げてみることにする。

子育て支援というと、どうしても子育てが便利になるように、子育てが楽しく楽になるような方向に向いてしまいがちなことに、少し違和感を覚えている。

子育てってどうしたって悩んだり、苦しんだり、思うようにいかなかったり、予想とは反対のことが起こったり、番狂わせは当たり前。
これを前提として考えないと、どうしたって理想としてしまうキラキラとした子育ての世界とはギャップができてしまう。
子育てが便利で楽になることはもちろん素晴らしいことだ。
でも、本当に助けてほしいのはそこじゃないかもしれない。

そしてもう一つ、子どもたちを大切に育てていくことは当たり前なのだけど、そこに注力し過ぎて大人が疲弊しすぎてしまうのも何か違う。
子どもを大切にすることは、その保護者や周りの大人までも大切にすることでもあり、そうすることで子どもも大人も生きやすくなることでもあるといいなと思っている。

だから、子どもに寄り添う、もしくは寄り添い続けたいと思っている保護者のための場所があることは、回り回って子どもを大切にすることにつながるはずじゃないかな、と思うのだ。 

だからこそ、保護者のための場所だと考えた。

まだまだどんな場所であったらいいかは分からないし、そもそも私に何ができるのかも分からない。
多少は知っていることもあるけれど、きっと知らないこと、分かってないことのほうが多いだろう。
だから正しく知っていきたいし、正しく伝えることもしていきたい。
そして、子どもに寄り添って毎日を過ごしている保護者の方がホッとひと息つける場所を作りたい。

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