見出し画像

おっさんとおばさんが生成しづらい

マンガを作るにあたり、以前からデブ、ハゲなど、完璧ではないキャラクターを生成しようと頑張っていた時がある。

でも楽しくない。楽しくないけど必要だから作る。うまく作れない、楽しくない。

そして結果可愛い女の子に逃げるというループを繰り返してきた。

でもどこかで声が聞こえる

逃げちゃだめだ

ああ、シンジくん、逃げちゃダメなんだよね

つことで、おじさんを頑張って生成しました。

おじさんのいる場所ってどこだろう。
おじさんは実はどこにでもいるのに、似合う場所が思い浮かばない。
似合うというよりも映えるだろうか。

想像すべきおじさんは、どこにでもいる、普通の、なんとなく人の目線から外れているような、そんな人

決してマスコミで騒がれるような人でもなければ犯罪者でもない人

ああ、どこにいるんだろう、そういう人は

ということで、リモートワークがあるけれど、通勤もあるだろうと勝手に想定して、しかも電車通勤に絞って考えてみた。

だって車通勤だと誰だかわからないんだもの。

日本人の50代男性 身長170cm 体重70kg 黒髪 眼鏡 青いシャツ 黒いズボン 駅で電車を待っている 首都圏の朝の駅のホーム

マンガ風

これは何線でしょうか。見たことがあるような無油絵風

いような。
おじさんは生成されましたが、むしろ気になるのが画面に配置されているのが全部おじさんだったということ。朝の駅にはおじさんしかいないとAIはおもっているのか


油絵風

電車がいないのでどこの駅かわかりませんが、どうやら下りのホームのよう。先ほどより時間が早くなっている。女の人もいる。
このおじさんの人生はどんななんだろう、どんな物語になるんだろう。
想像が膨らむ


水彩画風

とうとう通勤という設定も失われた。
しかも時間もさらに早くなり、夜明け直後の雰囲気。
このおじさんはどこに行くのだろう。中央線だが、このホームは一体どこに行くホーム??

需要のなさそうなおじさんを生成していても、やっぱり楽しくない。

でも実験でわかることもある。
おそらくAIはおじさんが好きじゃないんだ

楽しくないのでかわいい女の子を生成しよう
AI美女とかエロいのには全然興味がないので、この感じ一択で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?