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恐怖症

世の中には様々な恐怖症がある。
子供の頃は平気だったものが大人になるに連れて苦手になり、やがて恐怖症に変わることもある…
今回は私が苦手な恐怖症について語りたい。

今回紹介するのはクモ!
クモと言っても色んな種類が存在するが、とにかく巨大なクモが本当に無理なのだ!!
アシダカグモというネットでは軍曹と呼ばれている益虫がいるがこのクモが私にことごとく恐怖症を植え付けた…

専門学生の頃、スーツを着て出席する行事があった。スーツということは自ずと革靴を履くのだが履いた瞬間【グニャッ】とした感覚が足先に伝わった。
ゴミでも入っているのかと手を入れてその物体を掴んだ……
次の瞬間、自分の手に現れたのはそう!
瀕死状態のアシダカグモだった。
「うわ!マジか!!」咄嗟に声が出てしまった。
今でもこの時の感触は忘れられない…

続いては祖母の家での体験である。
祖母の家は古く、ゴキブリも当たり前のように現れるのだが、ゴキブリがいるということは…

その日、久しぶりに祖母の家に遊びに来た。
玄関を入ってすぐ天井に妙な違和感を覚えて目線を上に向けた。
そこにいたのは超巨大なアシダカグモだったのだ。クモが嫌いな人なら共感できると思うが(もしかして落ちてくるのでは…)という謎の恐怖心に支配されるのだ。
姿勢を妙に低くしつつその真下を警戒しながら通り過ぎて座敷部屋に入った。
部屋に入って1時間くらい経過した時、TVを観ていると私の背後で【ポトッ】と何かが落ちた音がした。

まさかと思い振り返ると、そこには先程のアシダカグモと思われるクモが丸まって死んでいたのだ。
あと10cm後ろにいたら…考えないようにしようと思うが考えてしまう自分がいた。

ハエトリグモは平気!しかしこのアシダカグモだけは受け付けない。
皆様にも何かしらの恐怖症や苦手があると思うが、どうして苦手なもの程こうも遭遇率が高いのか?
謎である。


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