早川聖来という逸材

結論から言う
早川聖来は逸材である。

演技力、アイドル力、パフォーマンス力、バラエティー力、現代アイドルに求められる要素の全てにおいて、相当に高いポテンシャルを持っている。

<演技力>
早川聖来の名を轟かせたのは、間違いなくプリンシパルであった。プリンシパル初日の自己PR、明らかな素人演技が続き、見ているこちらとしても少し飽きが来ていた時に最後から2番目で登場した早川。一人だけレベルが違った、プロが混ざっているのか?そんな印象すら受けた(彼女がミュージカル経験があることを知るのはその後)遠藤、田村、筒井、当時から人気のあった彼女たちを撃破しての2幕出演。握手完売のペースが遅かった早川と北川の2幕出演に会場は沸きに沸いた。ただの人気投票だと揶揄されたプリンシパル、秋元康が求めていた本来の姿がそこにはあった。(余談だが、初日のロミオ役賀喜とジュリエット役北川が全く同じ生年月日というミラクルも起こっていた。)そこからの早川は3日で3役制覇し、前半戦8戦全勝。後半はハードルが上がったことと周りの急成長に苦しめられたが、なんだかんだで16戦11勝で1位。シンデレラガール、まさにプリンシパルであった。その後もセラミュに抜擢されると、舞台経験豊富な先輩達に全く見劣りしない演技を見せ(そのせいで田村がちょっと可愛そうに感じるほどだった。)、もうすぐ4期生としては初の単独外舞台も控えている。現時点では、4期で1番演技がうまいと言ってまず間違いない。

<アイドル力>
クールな役を演じるのがうまい早川だか、日常の彼女はカワイイ系である。彼女の舞台を見たことがある人はそのギャップに魅了されているのではないだろうか。フニャフニャ計の関西弁に積極的なぶりっ子、握手対応もかなり顔の近い釣り対応だと聞く。

<パフォーマンス力>
3.4期ライブはセラミュからの帰国直後ということもあり全体とのバランスに苦戦したようだが、バレエ経験からくるしなやかでキレのあるダンスができる。アイドル力の高さから、キラキラ笑顔のダンスも得意で非常にポテンシャルが高い。

<バラエティー力>
初登場時からくまだまさしのネタを披露するなど、バラエティーにも積極的。関西出身だけあってバラエティー勘があり、オチを意識したトークができる。乃木坂どこへではかなり積極的な姿勢もあり、番組にとって重要なポジションを担っている。色んな言葉をはんなりさせるという持ちネタもあり、ユーモアセンスも高いことが伺える。

以上が僕の思う早川聖来のポテンシャルである。正直、現状の人気はスペックと比べると物足りなさを感じる。アイドルを推すというのはルックスに左右される部分も大きいので中々難しいのかもしれないが…自己プロデュース能力が低いわけでもないし、いつか彼女が乃木坂を背負う日が来てもおかしくない、僕はそう思う。早川が売れなきゃ世間がおかしい。(個人的にはルックスも可愛いと思うけどなぁ…。)

それではお時間あれば勝手に聴いてください
アニメセーラームーンより
「ムーンライト伝説」

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