大園桃子論~②筒井あやめの目線から~

メンバーが大園桃子をどう評しているのかを、各媒体での発言からまとめ、僕なりに考えていきます。

「筒井あやめ」

最年少、中学生ながら選抜に抜擢された次世代エース候補。完成されたルックス、貫禄すらある舞台パフォーマンス、落ち着きとあどけなさの絶妙なバランス。運営、ファン、先輩メンバー、誰もが期待を寄せる乃木坂のホープ。まさに希望。

そして…「大園桃子」推し

しっかりものの後輩、5つ年下、「推し」、そんな関係性から大園桃子をどう見ているのだろうか。

まず、あやめちゃんが
桃子推しになった歴史から見ていく。

友達のお母さんから「こういうのあるよ」って坂道オーディションのことを教えられて、あまり深く考えずにやってみようと思って応募しました。~~~芸能界には以前から憧れがあって、歌って踊ることも好きだったんですけど、演技をやってみたいなと思っていたんです。だから、アイドルのことはあんまり詳しくないんです。
(B.L.T2018年3月号)

筒井あやめは元々アイドルに憧れていたわけではない。では、筒井あやめはいつ大園桃子を知ったのか。

オーディションの時に乃木坂の動画を見てたら、大園桃子さんに出会って、その桃子さんの笑顔と鹿児島弁と無邪気な姿とかドンドン好きになっていって、で、もうファンになっちゃって、初めてお会いできた時に、大園さんは泣いてらっしゃって、その姿を見て、なんかとても優しい方なんだなって思って、あんまり喋ってはなかったんですけど、姿を見れただけでとても嬉しかったです。 
(乃木坂46のANN 2019.5.15) 

オーディションを勝ち進む中で、彼女は大園桃子を知った。SHOWROOMで行われた最終オーディションの頃には、推しメンを聞かれると即答で「大園桃子」と答えているほどだし、「鹿児島」というワードが出るだけで、「いいじゃないですか、大園さんと一緒で」と語るほど、桃子への愛は強くなっていた。

このオーディションは坂道合同、ということは…筒井あやめという逸材が乃木坂46に配属された要因の1つに、大園桃子はなっていると言えるのではないだろうか。

そして現在に至るまで、あやめちゃんの桃子愛は深くなり続けている。今回はこの愛を深く掘っていきたい。

(憧れている先輩メンバーは?)「大園桃子さんは本当に大好きなメンバーさんで、憧れは生田絵梨花さんです。演技もできるし、歌も上手で、いろいろなところで活躍されているので憧れています。」(MARQUEEVol131:2019年2月発売)

どうやら、筒井あやめの桃子に対する愛はアイドルの先輩に対する「憧れ」とは別の感情から生まれているようである。もちろん、アイドルとしてのリスペクトもあるだろうが、将来は演技をやっていきたいようだし、「大園桃子」のようなアイドルを目指しているわけではないのだろう。

ちなみに、同じく桃子推しとして知られ、握手会にも参加経験のある清宮レイちゃんは、桃子のことを「ステージに立つとキラキラしていて、オーラが凄くて、凄い存在感が大きくて、憧れです(乃木坂工事中4期生売り込みショー)」と語っており、同じ「推し」でもタイプが違うことが伺える。

ここからは筒井あやめによる
愛の溢れる桃子評を紹介していく。

「桃子さんのことが前からすごく好きなんですね。いろんな動画を見ていたら、桃子さんに凄くハマって、それがきっかけで乃木坂のことも好きになり始めたんです。その桃子さんとこの間お仕事が一緒になって、隣に座れて、お話することもできて、ちょうどその日、桃子さんのお誕生日で、現場に凄い大きなケーキが出てきたんです。

それでロウソクを消したときに、桃子さんが「申し訳ない…」って言いながら泣いちゃったんですよ。それを見てもう感動しちゃって。乃木坂に入ってから何度もそういう経験してると思うのに、初心っていうのか分からないですけど、そういう気持ちを忘れていないんだなと思って。

桃子さんの心が綺麗なところが元々凄く好きだったから、実際にそれに触れられて、桃子さんのことをもっと好きになりました。なんか、桃子さんのことが頭から離れなくて、今手紙を書いています(照笑)

(どんな内容なんですか?)

えっ、(恥ずかしそうに)桃子さんの好きなところを…先輩としての”好き”というより、人間としての“好き”なんですよ。ほんとーに好きなんです。これ、恋なのかなぁ(笑)」
(B.L.T2019.12月号)

(※ちなみに、この手紙は勇気が出なくて渡せなかったようである。)

(恋人にしたい3期生メンバーは誰?)
桃子さん。全てがかわいくて大好きだからです。(2020.BLT2月号別冊付録)
私が、桃子さんの好きなところを言います。まず、お顔がとっても綺麗で可愛くて大好きですし、あと方言が…なまってるかんじが大好きです。最近髪切りましたよね…似合ってます。とっても可愛いです。桃子さん大好きです。可愛い、笑顔も可愛いです。あぁ、嬉しい。幸せです。あぁ~かわい~。ありがたい。
(乃木撮公式twitter#褒め坂)
「最近は先輩とお話しすることがたくさんあって、私の大好きな桃子さんともたくさんおしゃべりできて。本当にしゃべってるだけで、こんなに癒されるんだという感じで幸せなんですよ、桃子さんとおしゃべりすると」

(桃子の好きなところは?という質問に)

「ず~っと見てられる。見た目も本当に可愛いんですけど、中身が素敵過ぎて。私が初めて出会ったタイプというか、今までに桃子さんみたいな人がいなかったので、本当にすごい興味が沸くんですよね。すごい優しいし、しゃべり方も可愛いし、大好きなんですよ。」(のぎおび)
桃子さん♡
桃子さんと一緒にいると幸せな気持ちになれます(ˊᵕˋ)
バースデーライブの期間沢山お話できて嬉しかったな~
全部全部大好きです
(筒井あやめブログ 2020.3.21)
(中田:桃子を好きなんだね)
大好きです、まず見た目も、すごい笑顔が可愛いところも、あと方言とか、なまってるところとか、あとすごい優しくて、本当に大好きなんです。
(らじらーサンデー2020.3.22) 

オタクもビックリのメロメロっぷりである。

文章でも伝わるけど、桃子を前にして想いを伝えている時のあやめちゃんは照れまくってて、本当に好きなんだろうなというのが伝わってくる。そして、それを聞いて照れちゃう桃子も可愛い。あやももたまらん。

桃子はその「ピュア」さで先輩や同期から可愛がられてきた、そして、その要素は「後輩」というフィルターを通してもほとんど変わらないということが分かる。「心の綺麗さ」で人を感動させるし、かなり歳下の後輩だろうが”癒”してしまう。大園桃子の「愛され力」おそるべし。

そして…この、「お姉さんを見て癒される」という構造は乃木坂46において脈々と受け継がれてきたものである。「あやもも」のイチャイチャは、まさに「乃木坂らしさ」と言えるかもしれない。「あやもも」は乃木坂の希望になる…といいなぁ。

かつては自分を慕ってくれることに「申し訳ない」と涙を流していた桃子だったが、精神的強くなってきたことで、「あやめちゃんの好きなところは~桃子を大好きなところ」と自ら言うし、「(桃子を推すなんて)おかしいですよね、おかしいけど嬉しいです。」と前向きに、好意的に捉えることができている。ついに2ショットを取り、らじらー内では「仲が良い」と桃子側が言うほどの関係性、ブログにあやめちゃんの寝顔画像を上げ、ギターを教えてもらう約束をしたというほど親密になっている。

大園桃子という「アイドル」にとって、慕ってくれる後輩の存在は非常に大きいと思う。彼女たちの言葉がおべっかでないことに気づければ自己肯定感もあがっていくだろうし、先輩としての自覚がポジティブに働けば、より強くなり、彼女に足りなかった「安定感」をもたらすことにもつながっていくだろう。

24枚目は桃子休業、25枚目はあやめ選抜落ち(落ちたというよりも、新生活の学業優先したのかなって気がしてるけど…)実はまだ選抜での活動を共にしていない二人。お楽しみがこれからだというのなら…未来は意外と明るいかもな。

白石麻衣卒業後の「しあわせの保護色」
センター大園桃子
裏センター筒井あやめでいかがでしょうか?

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