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5期生バラエティーポテンシャル

お笑いオタクであり乃木坂オタクでもある私が5期生ちゃんのバラエティー適性を評論厨モード全開で語ります。彼女達の魅力はパフォーマンスだけじゃない。

全体
不思議ちゃん系からしっかり系、クレバー系までバランス良く揃っている印象。ムードメーカー一ノ瀬の影響か必殺技所持者が多いのは大きな特徴。メイキング等では無茶ブリの流れをよく見るが、振る側と振られる側が固定されておらず、全員がどっち側にもなれる稀有な集団。仲良しペアのような固定もあまりなく、期としての一体感はかなり強そう。

五百城茉央
喋りのトーンにも彼女のピュアピュアな雰囲気が溢れている。これは大園や遠藤のように1つのキャラクターとして成立しているし、感動系の企画においては重宝される存在。同期といる時の彼女は関西系のノリの良さも持ち合わせているため、それが外に出せるようになり、ピュアさとのバランスがうまくハマれば外仕事での活躍も見込める。

池田瑛紗
不思議ちゃん美少女というキャラを確立しただけでなく、オズワルドやバナナマンとのやり取りからも分かる通り、どこかイジりたくなってしまう空気感もあわせ持つ。親しみやすい美少女という、奇跡のスペックホルダー。番組にも積極的でクレバーな一面もあるため、メディアに出ることに慣れてさえくればかなり楽しみな逸材。また、我々は慣れてしまったが「てれさ」という名前はインパクトが強く、タレントとして大きな武器。

一ノ瀬美空
バラエティーを頑張りたいと公言しているだけあり、笑いのパターンを理解しているし、何かを仕掛けるという姿勢があるのは素晴らしい。ただ、そこに意識が向きすぎてか、自分の番以外で険しい表情をしていたり、良いコメントが思い付かないとあたふたしがち。トークが尻すぼむ傾向や極度の緊張しいなところ等、期待値が高い分気になってしまう点もあるが…こんなもんは経験が解決してくれるはず。ぶりっ子という明確なキャラ、画が映える笑顔、仕掛ける姿勢、戦える武器を装備済みの大型新人、乃木坂バラエティー班の希望なのは間違いない。オズワルド伊藤の熱愛イジリを任されるなど、スタッフからの信頼も厚そう。

井上和
堂々としたスタンスで、しっかりとしたコメントができるというのはバラエティーにおいても強み。白石などもそうだが、綺麗なルックスが既にフリとして効いているので、少しはっちゃければ画になる存在。大きな動きで可愛らしいリアクションを取れるので、外番組にも安心して送り出せる。いわゆるバラエティー班にはならなそうだが…次期エースとして外番組に顔を売りに行く際には堅実に結果出して帰ってきそう。

岡本姫奈
明るい性格や、ゲラなのは凄く魅力的。番組全体を捉えられる視野の広さと、感情が剥き出しになり暴走する二面性があるので、この塩梅が調整できるようになればかなり面白そう。バレエの圧倒的な実績は生田のピアノのように外番組展開も全然ありえるし、吉本新喜劇の松浦景子(バレエネタを得意とする)が好きらしいので、彼女のようなネタができるようになればメチャクチャ面白い。

小川彩
そこまでフィーチャーはされないが、5期生随一のコメント巧者で、スタ誕楽曲終わりのコメントOA率はかなり高い印象。製作側が欲しい要点をしっかり押さえつつ、インパクトのあるワードも出せる。独特なあだ名付けからも分かるが、ワードのセンスを持っているタイプ。分かりやすいキャラや積極性はないため、一気にブレイクは難しそうだが、年齢を考えれば将来的な期待は大きい。

奥田いろは
凄く良い娘、頑張り屋さんで明るくノリも良い。ただ、「ちゃんとし過ぎて面白味がない」がまかり通る不条理なバラエティーの世界においては、ユーモアセンスやいじられしろのような跳ねる要素がまだ見えてこない。オズワルド伊藤から「ジブリの住人」といじられるその現実離れした良い娘っぷりを貫き、それがキャラとして確立されてくれば、アイドルとしても飛躍できるような気がする。エアコンぶんぶんお姉さんが好きという感性がどこかで跳ねる可能性にも期待。

川﨑桜
スーパー不思議ちゃんかつピュアピュアガールという、持たざる者からすると羨ましさしかない強スペック。奥手なのかと思いきや突然積極的に仕掛けてきたりと、行動も予測不能で、かなりの大爆発を起こせる。人気もうなぎ登りのため、このまま選抜や外の世界でも暴れてくれそう。フィギュアスケートというブルーオーシャンな特技を活かした仕事も舞い込みそうだが、インタビュアー的な堅い仕事が苦手そうなのがネック。

菅原咲月
真面目系からおふざけ系までできる安定したトーク力といじられ適性を持つオールラウンダー。やり取りのリズムが非常に良いため安心して見れる。スター誕生ではミュージカルや観客を巻き込む曲等の団体芸にオズワルドを巻き込むアクションを取ることが多く、全体を俯瞰で見る能力と、笑いが起こるポイントの勘所がある印象。乃木坂の主力として戦える逸材だと思うので、いずれは外番組での活躍も見れそう。

冨里奈央
先輩への絡み方やモノマネ特攻など、怖いもの知らず全開の積極性は本当に素晴らしい。弓木にお笑い班になりたいと相談するなど、彼女自身もここで戦う意思はあるらしい。そうなると、これまでに見せてきた天然な発言や言動の真意を探りたくなってしまうが…本物だとしてもクレバーだとしても、強烈な戦力であることには変わりないのでそのまま突き進んで欲しい。場の空気を読んだ押し引きや、変人としていじられた時の返しが身に付いてくれば、お茶の間の人気者も夢じゃない。まだ若いので、焦らずじっくり。

中西アルノ
雰囲気、言葉の選び方、そして経歴、全てが異質。天才が放つ異端さをまとう存在。いじりやすい不思議ちゃんと違ってバラエティーでの扱われ方は難しいが、ノリは悪くないし愛嬌もある、知性を感じさせる独特なコメントもできるので、取り扱い説明書さえ見つかれば一気に大跳ねする可能性はある。結局、人と異なるということはバラエティーにおいては強烈な武器。テレサ同様、「アルノ」という名前も強い。


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