生田絵梨花は何者か。

白石麻衣が卒業し、乃木坂はエースを失う。次期エースとして乃木坂を引っ張っていくのは齋藤飛鳥、それが世論であろう。その時、忘れてはいけない不思議な存在がいる。「生田絵梨花」日経エンタが出している2019タレントパワーランキングでも生田は白石に次いで乃木坂内で2位。年齢もまだ22歳と若いにも関わらず、生田が次期エースと呼ばれることはほんとんどない。圧倒的な実力、人気があるにも関わらず、彼女には「乃木坂の顔」というイメージがない。常に最前線で活躍しながらも一人違う路線を歩き続ける女、生田絵梨花とは何者なのか、そして乃木坂にとって彼女はどのような存在なのであろうか。

帝劇ミュージカルに大人計画と名だたる舞台に出演し、歌唱力と演技力は折り紙つき。写真集を出せば爆発的ヒットのルックス。バラエティーもセンス抜群で、アメトークドラフトでオードリー若林から指名されるほど。握手会が開催されようもんなら、手を握るってレベルじゃねえほどの人が集まる人気者。様々な能力の総合値でみれば、日本屈指のエンターテイナーとすら言えるかもしれない。既に、アイドルの枠に納まるような人間ではない。

では、なぜ彼女は卒業しないのか。これは推察でしかないが、彼女にはもう辞める理由がないのではないだろうか。アイドルの卒業というのは、次のステップに進むことを意味する。しかし、生田に関しては既に次のステップへと進んでいる。乃木坂を辞めて彼女が得るものは…休日だけかもしれない。鉄人生田にとって、大好きな乃木坂46のメンバーとの活動はもはや休日にすら近く、アイドルも女優も楽しいから、どっちも続けているのではないかとすら思えてしまう。何から何まで規格外な存在である。

売れっ子女優を抱えるアイドルグループはワンマンチームとなってしまうことも多いが、乃木坂はそうなっていない。運営の意図か、それともスケジュール的な問題なのかは分からないが、生田絵梨花はセンターを1度しか務めていない。乃木坂の「エース」と彼女が呼ばれないのはそのためであろう。彼女がセンター常連であれば、「エース」というイメージが付いていたのは間違いない。

やはり生田絵梨花は不思議な存在である。でも、彼女の存在が乃木坂に厚みをもたらしていることは間違いない。アイドル史上最強のサブウェポン、僕は彼女をそう呼んでいる。

今後も生田無双は続くだろう。生田絵梨花の外仕事での功績は、乃木坂46、ひいては坂道グループの価値を上げる存在になる。そして、そんな生田がグループ内で見せる「生ちゃん」としての顔は、乃木坂らしさを継承するためにかかせない存在である。乃木坂46を語る上で、絶対に外すことのできない大きなピースであることだけは間違いない。

結局、生田絵梨花が何者なのかは分からないけれど、生田絵梨花のアイドル時代を知っているってことが自慢になる。そんな時代がもうすぐそこまできてる。

全然まとまってないけど…
とりあえず、生田絵梨花はすげぇ。
それが言いたかった。
何者か?に答えを出すなら…化け物。

それではお時間あれば勝手に聴いてください
生田絵梨花で「イエヴァンポルッカ」 

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