大園桃子論～久保史緒里の目線から~

大園桃子について、少し違う視点から…。
メンバーが大園桃子をどう評しているのかを各媒体での発言からまとめ、僕なりに考えるってことをしてみようと思う。

1人目にふさわしいメンバー

「久保史緒里」

重度の乃木坂オタクであり、桃子の同期。
そして…大園桃子に人生を変えられた人。

この2人を推していない人からすると、関係性がピンと来ない人も多いかもしれない。実際、プライベートで遊ぶような超絶仲良しペアって感じではないが、この二人の関係性は深い。特に、久保史緒里の愛が深い。メチャクチャに。

過去に久保史緒里から「大園桃子さん」というタイトルのモバメが来たことがある。全ては載せられないので、箇条書きでその内容を紹介する。

＊大好き
＊いつも会いたいと思う
＊何でこんなに好きなんだろう
＊初めて仲良くしてくれた
＊彼女については語りきれない
＊彼女に出会えて間違いなく人生が変わった
＊桃子が笑ってたら私も楽しい
＊桃子が泣いてたら私も悲しい
＊でも、この気持ちは伝わらなくていい
＊そんな関係

はい、クソ重い。
まあ…久保史緒里はこうじゃなきゃね。

ここからは様々な媒体で語られてきた久保史緒里による桃子への愛を見ていく。

(桃子から2shotを撮らないかと言われ)「メチャメチャ嬉しかったんですよ、メチャメチャ嬉しくて、とにかく嬉しくて、撮る撮るって言って撮った写真です！嬉しかったぁ…嬉しかったぁ…本当に嬉しかった!！私は皆さん知ってる通り桃ちゃん大好きなので、嬉しかったのよ！！とっても嬉しかった！！」
（2019年12月「のぎおび」）

(恋人にしたい3期生は誰？)
「大園桃子ちゃん。とにかくすべてが大好きだからです。どんなに一緒にいても、全ての出来事に新鮮でいてくれそうなので。」
(2020.BLT2月号別冊付録)

「桃子に出会って私は生き方が変わったと言っても過言ではないくらいです。あんなに純粋な人と出会ったのは生まれて初めてでした。人に優しくするということを意識してするんじゃなくて当たり前のこととしてできてしまう子なんですよね。そんな子に初めて出会って自分の生き方が本当に変わりました。」
(BLT特別編集graduation2020)

乃木坂DDでお馴染みの久保さんですが、その中でも桃子への想いは特別のように思う。

そして、"オタク"として「アイドル大園桃子」への評価も高い。映画「いつのまにか、ここにいる」のパンフレット内のQ＆Aで「今、あなたが一番注目しているメンバーは？」という質問に、多くのメンバーが4期生を上げる中、彼女はしっかり「大園桃子」と回答している。ここからはオタ久保さんによる大園桃子評を見ていく。

フォーメーションでは隣になることが多くて、わからないことがあると、もう無理...と口にしてしまうこともあるけど、それでも絶対に最後には何でもやりきれる、完成させられるあなたは素敵です。

真面目にコツコツ頑張るももちゃん。
本当にここに立つべき人なんだなと思います。いつも、見えないところで努力しているのはちゃんと知ってるよ。私も、ももちゃんみたいに努力を怠らないような人になれるように頑張ります。
いつもありがとう。
センターおめでとう。（※逃げ水）
(2017.7.15.　久保史緒里ブログ)

（アイドル大園桃子をどう見てますか？）
「ずっと大園桃子で活動できるのが凄い。ほかのメンバーが自分を作ってるというわけではないけど、もーちゃんは番組の収録でもライブでも、いつでも大園桃子だと思う。」
（EX大衆2018.7月号）

今回の全国ツアーでいえば、桃子がいない状況があって。３期生はみんな桃子のことが大好きで、本人は気付いていないかもしれないけど、３期の真ん中に立つ人間はやっぱり桃子だから。
（EX大衆2019.9月号）

おかえり。桃子の事が大好きで
それはみんな同じで。
それが伝わっていたらいいな☺︎
本当に素直で笑顔で真ん中が似合うところ
桃子の唯一無二の魅力です。
(2019.9/5　久保史緒里ブログ)

人間大園桃子が好きで、アイドル大園桃子をリスペクトする。そんな久保史緒里さんは、興味深い”目線”で大園桃子を評している。彼女は「大園桃子」について「周りを変える不思議な力がある」と言う。

『3期生曲で何がやりたい？』
と聞かれたとき、
みんなが口を揃えて言ったのは
『思い出ファースト』でした。
きっと、この曲をみんなが好きな理由に

"桃子が好きだから"

という理由があると思うのです。
桃子は、よく、『踊っていて楽しい』と
この曲を語ります。
だからそんな桃子を見られる
この曲がみんなは好きなのかなって。

そして今回のライブでは、曲中、気づいたらみんな肩を組んで歌っていました。
その光景が幸せで幸せで。
(2019.12.02　久保史緒里ブログ)

（上記のブログをうけて）
桃子って「三番目の風」の振り入れの時は、難しくて泣いていたし、弱音をこぼしていたんです。だけど「思い出ファースト」を踊らせていただくと、楽しいって絶対に言うんですよ。で、「3.4期生ライブ」２日目の「思い出ファースト」終わり、実は桃子の笑い声が入ってて。」

「皆さんが盛り上がっている時に、彼女の笑い声がメンバーだけには聞こえていたんです。あれが、私にとっての涙ポイントで。突然のことでビックリして「この子は、本当にこの曲が好きなんだな」と思いました。同じ３期生としては、桃子の明るい姿が見られて良かったなって。

そのおかげでみんなニコニコするっていう。なんか彼女には、周りを変える不思議な力がありますよね。」　(BUBKA2020.2月号)

（桃子が純粋さのせいで傷ついているという話から）
「だからそれを見ているこちらも傷つきますよね。傷つく彼女を見て。彼女が好きだしそれゆえに彼女が傷ついていること知っているから、彼女が傷つく必要がないところで傷ついているのを見ると胸が痛くなるし苦しくなります。

だから彼女に取ってのしあわせを3期生はみんなが考えているし。でも時々、桃子が言ってくれるんですよ。この前3期生曲、毎日がBrand new dayのMVをした時に桃子が『こんなに楽しい日久しぶりかも』って言ったんですよ。

桃子のその一言だけで現場の雰囲気が全然違ってくるんですよね。
実際『今までのMV撮影で1番楽しかった』ってみんなが口を揃えて言ってましたね。ほんとにみんな楽しそうだった。ああいう子がいるから乃木坂は続いていくんでしょうね。

桃子に何かあったら、
3期は絶対みんなで守ります。」
(BLT特別編集graduation2020)

大園桃子は
周りを笑顔にする 守りたい存在
それが「久保史緒里の目線」

人間として、オタクとして、アイドルとして、仲間として、大園桃子に深い愛を抱く久保史緒里。その愛は「可愛い」であり「憧れやリスペクト」でもあり、そして「慈愛」のようなものでもあるのだろう。

メチャクチャに重いとは思う。
でも、とても尊い素敵な愛だと思う。

そして、彼女のような存在が同期にいてくれることは、とてもありがたいことだとも思う。

冒頭のモバメでは

でも、この気持ちは伝わらなくていい
そんな関係

と、久保ちゃんは言っているが、この愛が全く伝わっていないわけではない。久保ちゃんがらじらーにゲストで来た際、桃子は

「みんな（が桃子を好きっていうの）は嘘だけど、（久保さんが桃子のことを好きでいてくれるのは）嘘じゃないのは分かってる」

と言っている。人からの愛を素直に受け取れない桃子にも、久保ちゃんの愛はきちんと届いている。(まぁ、桃子が思ってるよりも遥かに重い気はするけど…)

大園桃子という目標を持たないアイドルが、アイドルを続けている理由、それはやっぱり「人」なんだと思う。優しい先輩やスタッフに共演者、仲の良い同期、慕ってくれる後輩。そんな中で、久保史緒里はかなり特殊な立ち位置にいるんだろうけど、それでも、いや、だからこそ「アイドル大園桃子」にとって久保史緒里という存在は絶対に必要だと思う。

そして、今後はより深く交わっていくことになるような気がしてる。まぁ、そうであって欲しいという僕の願望込みだけど。

大園桃子目線から見た久保史緒里にも
少しだけ触れておきたい。　

桃子は2018年7月のEX大衆において久保のことを「子供」と評している。「しっかりしてるんだけど子供」「蓮加ちゃんみたいな子供っぽさではなく性格が子供」「葉月や与田よりも子供」そう分析している。

そして…3.4期ライブ以降、桃子はブログや雑誌で3期生について、「昔はみんな子供でよくケンカしていた」「桃子が壁を作っていたこともあった」「最近はみんな大人になって心強い。」「3年たったことで3期生のことがより好きになった。」というようなことを語っている。これはもちろん3期生全体のことについての話だが、その心境の変化には、3.4期ライブのレッスンでライブに対する熱い思いを全員の前で吐露し、ライブを成功に導いた久保史緒里という「子供」の成長が大きく関係しているように思う。

2018年7月のEX大衆では「久保さんは絶対凄くなる」と言っているし、2020年5月号のBLTでは、最新シングルの3期曲で久保がセンターを務めることについて「誰もが納得するんじゃないかなって、ずっと本当に努力してるから。」と語っており、内面の幼さを心配してはいるものの、基本的には彼女のスペックやストイックさをリスペクトしていることが分かる。

だから…「久保さん」と呼んでいるのだろう。

EX大衆ではその理由を

「目上の方っぽいけど、「さま」ではなく「さん」という感じがするから」

と語っている…いや、意味がわからん。先輩のこともあだ名で読んだり、タメ口で話したりしてるのに…なぜ、同期の、しかも年下メンバーに「さん」付けで敬語なのか…。

bltgraph2020年3月号
久保史緒里インタビュー

（バスラの舞台裏で印象的な出来事は？)

「あります！大好きな桃子が、ここ2年間、私のことを「久保さん」て呼び続けていたんですけど、ついに今年のバスラの期間に、ニックネームが変わったんです！」

（なんて呼ばれるように？）

「くぼっちゃん」。舞台ザンビの衣装が私"坊ちゃん”みたいだったんですよ（笑）それを桃子が気に入って、「くぼっちゃん」って呼びだして、私もそれを気に入っていたし、超嬉しかったんですけど、なんか「疲れた」って言われて、バスラの2日目と3日目の二日間だけでまた「久保さん」に戻りました（笑）悲しかった～。」

結論：#久保ちゃんかわいそう

それではお時間あれば勝手に聴いてください
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