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41歳での開花

「公務員時代もイベントを企画してたんですか?」

私はライターコミュニティ、Webライターラボのイベントマネージャー。

最近は、イベント企画や司会をすることが増えている。

そんな最中、ラボのサービスであるラボトークで冒頭の質問を受けた。

ラボトークとは1対1でお話しできるサービス

公務員時代は、イベントのイの字もない仕事だった。

そもそも自治体では、前年度に予算を編成する。来年度に実行する業務を洗い出し、予算を計上して、予算を獲得するのだ。

そして、新年度が始まると前年度の予算編成時の計画に則って、業務を遂行する。

行政の話をすると、途端に難しい漢字を使ってしまう(笑)私の礎になっているのだな。

話がそれたが、前年度に決めた業務を遂行するため、突発的な企画はほぼない。

災害など有事の際は別だが、基本はない。

それに、公務中に発言することは、行政職員としてのものとなる。

そのため、軽い感じで発言するのはハードルが高く、自分も口が滑ったら怖いので前に出ることはなかった。

常に公務員でいる意識をもて。
誰かの模範であれ。

そう教え込まれたから、タイミングを読んでイベントを立案して、周りに協力してもらって実行することは皆無だったのだ。

では、なぜイベント企画できるのか?

この辺りは、いずれnoteにまとめたいと思う。

だから、公務員時代の先輩や同期、後輩が今の私を知ったら驚くだろう。

イベントを企画して、司会して、Xでインタビューするなど、公務員時代にやってなかったから。

しかし思い返すと、担当業務の全国発表に駆り出されたり、制度が変わる際にラジオで受け答えしたりする機会をいただいていた。

ただの偶然なのか、どうなのか。

いずれにせよ、自分が得意な分野を39歳まで封印していたのだ。だから、いまだに自分でも意識が追いついてなかったりする。

私、人前で話せるの?
司会して大丈夫?
イベントしたところで参加者が来るの?

そんな「ダークおーつー」が現れる日もある。

けれど、たとえ失敗したとて、それは1つの経験になると割り切れている。それに応援してくれる仲間がいるのも知っている。

だから、自然とまた一歩と前へ進めるのだ。

チャレンジできるのだ。

公務員時代があるから、今がある。
保守的な仕事をしてきたから、ライティングも話し方も伝え方も磨かれた。

自分の人生に、無駄なことなど1つもない。

だから、今が本当にありがたい。

今に感謝できるからこそ、全力を出し切れる。守るものなどないのだ。

この1回1回が勝負なんだ。自分との。

至らなくてもいい。今できる精いっぱいをやり抜く。

ということで明日は、Xのスペースでインタビューします。

ラボのメンバーさんに実体験を聞ける、貴重なチャンス!どんな話が聞けるのか。いまから楽しみで仕方がない。

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