売りは、『握手会』

バイト先では多職種に会う
看護師や医療事務や
相談員やケアマネや理学療法士

はじめからは喋らない
徐々に気のあう仲間ができる

40歳まえの男性と
仲良くなつた
ソーシャルワーカーというか
相談員
じつは営業させられている
シャイだがとても真面目

独身でバツ１
楽しみはアイドル
握手会

意味がまつたく理解できなかつた
たった1分もないのに

1時間前から行列に、

並んでしかも
お目当てのアイドルの
CDを何枚も買い込んでポイント貯めて
横浜まで、会いにゆく

握手会のチケットが
CDなんだね
上手く考えたもんです

ホンのわずか1分もない
時間の微笑みのために

会話もほぼ出来ないのに

それが
彼の救いであり、楽しみである
『押し活』

どこを何をみてるんだろう
彼女のなかに
何かホントは彼自身が
いるのではないのか

日常の頑張る源になるのが

『握手会』

アイドルのファンの仲間との
交流もあるそうだ
揃いのハッピや鉢巻や
ペンライト
呑み会まである
ただし、アイドルとの距離は
あくまで近くて、遠い
そこは暗黙の了解
応援団

考えてみた
深堀はできないので。

まっすぐ帰宅しないで
フードコートで考えてみる

そういう事なんだ
CDやDVDが売れない時代なんだ

YouTubeがあるから
ファンは無料でアイドルの曲を聴けて
画像を、通して観ることもできる

わかつた
そこで
『握手会』

経営サイドは付加価値を
つけている

何枚も何十枚も買ってもらつて
アイドルもひとりではなくて

グループして沢山いるほうがいい

『押しの文化』

なるほどねえ

直接ではなくて
どうすれば売上げをあげるのか

売りはなに？

そこで考えてみる

売りは、医師、看護師
医療事務
どうすれば

売れるのか
つまり金儲け

常勤とかバイトとか

そうやつて
売りは、強みは
どこで何をして、生きてゆくのか

ホントの言は誰も教えてくれない
表層的な行動の裏には

巧妙に仕掛けをつくつて
合法的ビジネスにしてるひと達がいる
悪いとかいいとかの問題ではない